エネルギッシュな香港。
そこでひときわ鮮やかな風景を見られるのが、「金魚街」です。
正式には、通菜街といいますが、
道行く人やタクシーの運転手に「金魚街」といえば、通じます。
彌敦道(Nathan Road)ネーザンロードの東側にちょっと入れば、
こんなローカルな通りがあるんです。
1.金魚街とは?
「金魚街」(カムユーガイ)は、通菜街のうち、
太子道西(プリンスエドワードロードウェスト)と旺角道(モンコックロード)に
挟まれたあたりにあります。
香港の考え方では、金魚は風水で縁起がよいもので、
家に幸運をもたらす大事なペットなんです。
香港はマンションなど狭い住宅が多いため、
大型ペットを飼えないという事情もあるようです。
2. 金魚街に行ったら、ここを見て!
1. ビニール袋入りの金魚
金魚街名物、ビニール袋入り金魚。
こうやって見ばえ良く、しかもコンパクトに金魚が売られています。
多少きゅうくつそうですが、つぎつぎに売れていくので、そうでもないみたいですよ。
2. 金魚モニュメント
金魚は中国語で「金余(お金が余る)」
「金如(お金の如く、お金が意のままに)」と同じ発音です。
さらに 「赤色は幸運を呼び、黒色は邪気を吸いこむ」 ということがあります。
しかしこのモニュメント、日本人には微妙ですがつい写真をとってしまいますね。
3. 飼育グッズ
水草など、金魚を飼育するために必要なものも、すべて金魚街でそろいます。
しかしよく見ると、ビニール袋の中には、水草だけでなく
金魚も入っていますが...(笑)もちろん店頭で山積みです。
4. カメも売っている
あちこちでカメ(大きなもの、子カメ)が売っています。
風水では、亀の甲羅は悪いエネルギーをはね返すとされ、
魔除け、厄除けアイテムです。
ちなみに、熱帯魚もビニール袋入り。ここでは、金魚やカメと同じ扱いです(笑)。