ボスポラス海峡に臨み、ヨーロッパと中近東・アフリカにまたがる世界で唯一の都市『イスタンブール』。
330年、ローマ皇帝は自分の名を冠したコンスタンティノーブルに遷都。4世紀末、東ローマ帝国の都として最盛期を迎えました。三方を海に囲まれ、西も3重の城壁を巡らせた難攻不落の要塞都市として1100年以上も存続。しかし、15世紀半ば、史上最長の帝国もオスマン・トルコの侵略でついに陥落してしまいます。そして、街並みはトルコ風に変わるとともに、教会にミナレット(尖塔)を加えて「モスク」となり、オスマン帝国の都として約500年間も栄えたのでした。
『ブルーモスク』は珍しい6本のミナレットが立ち、青タイルで覆われています。その姿は「世界で最も美しいモスク」と言われています。
その他にも、歴代スルタンの居城『トプカプ宮殿』、すばらしいモザイク壁画群が見られる『アヤ・ソフィア』、『地下宮殿』など、イスタンブール市内には見どころがぎっしりつまっています。
イスタンブール