金沢の観光ランキング、と題しまして、
この街の歴史や文化に触れることができる名所をご紹介します。
加賀百万石として栄えた、由緒ある風情を残したその古都は、
四季折々に、違った風景で私達を楽しませてくれます。
古い街並みの中に一歩足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたよう。
京都や奈良とはまた違った魅力を放っています。
歴史ロマンに思いを馳せるのもよし、名産品を買いまくるもよし。
あなた好みに楽しんでください!
1. まずはココ!「もてなしドーム」を見てみよう
まずは金沢駅に到着すると、駅の美しさに驚くことでしょう。
雨傘をイメージしおもてなしの心を表したガラスドームと、
その正面に構える伝統芸能に使われる鼓をイメージした、鼓門が迎えてくれます。
平成17年に完成し、もてなしドームと名付けられ、
いまや金沢のシンボルになっています。
金沢駅の東口正面に、突如現れます。
駅を降りた人に傘を差し出す、もてなしの心」をコンセプトに造られました。
旅行において、従来では駅は単なる出発地でしかありませんでしたが、
金沢駅はそんな固定概念を覆してくれます。
まさに、新しい観光スポットのようです。
ちなみに、反対出口の西口ではさまざまなイベントが開催されます。
2. 風情あふれる「ひがし茶屋街」をそぞろ歩こう
金沢駅からバスやタクシーで10分~12分程の場所に位置し、
金沢三茶屋街の一つとしても有名な、ひがし茶屋街。
金箔、加賀友禅などの工芸品のお土産屋さんや、
お抹茶や和菓子を味わえるお茶屋など、
出格子の風情ある建物が軒を並べる観光名所です。
老舗のお茶屋で休むもよし、
工芸品のお土産屋さん巡りをするもよし、
茶屋街をただ歩くのもよし、
たちまちあなたを、歴史の世界にいざなってくれること間違いありません。
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている、スポットです。
この辺りに軒を連ねる町家は江戸時代から明治時代に建てられたもので、
こういった茶屋様式の町家は全国的にも非常に珍しいのだそうですよ。
まさに、小京都の風情溢れる街並みです
さらに「志摩」というお茶屋さんは国の重要文化財に指定されています。
■ 基本情報
- 名称: ひがし茶屋街
- 住所: 石川県金沢市東山1
3. 日本三大名園の一つ「兼六園」を散歩しよう
ひがし茶屋街からバスやタクシーで5分ほどのところに、
金沢を代表する名園、兼六園があります。
四季折々の自然が楽しめる廻遊式の庭園の美しさはさることながら、
歴史ある建造物の数々に息をのむこと間違いありません。
特に、「ことじ灯篭」と「根上松」は是非見てほしい。
【ことじ灯篭】
【根上松】
時雨亭でお抹茶を頂いたり、日本最古の噴水を眺めてみたり、
楽しみ方は人それぞれ。
自分らしい楽しみ方を見つけてみるのもいいかもしれません。
国の特別名勝に指定されている、日本庭園です。
岡山県岡山市の後楽園や茨城県水戸市の偕楽園とともに、
「日本三名園」と謳われています。
江戸時代、加賀藩の第5代目藩主・前田綱紀が
「蓮池亭(れんちてい)」という庭園を作庭したのが始まりだと言われています。
四季折々の景色が美しいですが、
特に冬の「雪吊」は金沢の風物詩となっています。
■ 基本情報
- 名称: 兼六園
- 住所: 石川県金沢市兼六町1