日本一ロマンティックな駅「幸福駅」とは?
今回は北海道・帯広市にある日本一ロマンティックな駅「幸福駅」をご紹介。
1987年に廃線となってしまった旧国鉄・広尾線沿線内の駅の一つです。
かつて同沿線上にある「愛国駅」とともに、
愛国駅~幸福駅区間の切符を「愛国から幸福行き」と印字して発売したところ、
これが大ヒット、一大ブームを巻き起こし、
1972年には年間たったの7枚しか売れなかった愛国駅~幸福駅間の切符が、
以降4年間で1000万枚も売れ、多くの観光客や恋人たちが訪れました。
“幸福ゆき”のピンクの切符が駅舎を埋め尽くす
そんな歴史を持つ幸福駅ですが、
観光客から人気を集める再ブームのきっかけとなったピンク色の切符は、
現在も乗車券や入場券を売店で手に入れることができ、
デートスポットとしてはもちろん、結婚式の会場にも使われているのだとか。
“幸福ゆき”の切符なんて縁起が良いですよね。
切符は持ち帰るのももちろん良いですが、
幸せを願い、その想いを託して駅舎に貼り付けて帰ること。
この行為はどこからともなく生まれ、いつしか慣習となり、
今では駅舎内は天井も壁もピンクの切符で隙間なく埋め尽くされて、
そこにいるだけで幸せが訪れそうに感じるような圧巻の光景です。
帯広空港から近く、タクシーやレンタカーで行くことができます。
とてもロマンティックで、カップルで観光するのにおすすめなスポットです。
ぜひ大切な人と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
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