【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】83.モスクワのクレムリンと赤の広場(モスクワ・ロシア)
14世紀からロシア皇帝の居城だった『クレムリン』。
『クレムリン』は、ロシアの首都、モスクワ市の中心を流れるモスクワ川沿いにある旧ロシア帝国の宮殿です。
現在もロシアの大統領府や大統領官邸が置かれていて、正面には『赤の広場』があります。
ロシア語では「クレムリ」となり、「城塞」を意味します。中世ロシアにおいて、多くの都市は中心部にクレムリンを備えていました。
20の城門をもつ城壁(周囲2キロメートル)で囲まれ、世界最大の鐘の王様があります。クレムリン前の『赤の広場』にはレーニン廟が建ち、極彩色の玉ねぎ型ドームがユニークな印象を与えている「聖ヴァシーリー寺院」がそびえています。
『赤の広場』は、ロシア語で「赤い」を意味する『クラスナヤ』がこの名前の由来とされています。赤色がロシアでは「美しい」と言う意味もあり、別名で『美しい広場』とも言われています。面積は73,000平方メートル、赤の広場だけでもとても広いことがわかります。
Kremlin,Russia