48.雲仙温泉|島原半島
雲仙温泉は島原半島中央の雲仙山中にある温泉保養地で、
日本ではじめて国立公園に指定された3つの国立公園のうちの一つ雲仙国立公園内にあります。
雲仙温泉は大宝元年(701年)に
行基が温泉山満明寺を開山したことに始まり、
幕末には吉田松陰が入湯したり、明治時代に
外国人の避暑地として知られた温泉で、
温泉街は古湯・新湯・小地獄の3つに分かれていて、
雲仙地獄の硫黄のにおいと湯けむりが漂う情緒豊かな温泉地です。
■ 基本情報
- 名称: 雲仙温泉
- 住所: 雲仙市小浜町雲仙
- アクセス: 諫早駅から島鉄バス 雲仙営業所下車
- 電話番号: 0957-73-3434(雲仙温泉観光協会)
- 宿泊施設: 19施設
- 日帰り入浴施設: 外湯|5施設、旅館等|13施設
- 料金: 素泊まり1人1泊3,000円から
- オススメの時期: 通年
- 公式サイトURL: http://www.unzen.org/
49.七ツ釜鐘乳洞|佐世保・西海
七ツ釜鍾乳洞は西彼杵半島北部にあり、
日本各地にある鍾乳洞に比べると約3,500万年前にできたとされ、
他の鍾乳洞に比べると生成年代が新しく材質が異なる
世界的にも珍しいとされている鍾乳洞です。
七ツ釜鍾乳洞の中心となっている清水洞は
250m地点まで見学可能となっていますが、
場所によってはかがまなくては通れなかったり、
落差6mという洞窟内に水音がこだます清水の滝をはじめとして
洞内には5ヶ所の滝があるなど洞窟探検気分が存分に楽しめます。
■ 基本情報
- 名称: 七ツ釜鐘乳洞
- 住所: 西海市西海町中浦北郷2541-1
- アクセス: 西九州道佐世保大塔ICから30分
- 営業時間: 4~9月|9:00~18:00、10~3月|9:00~17:00
- 定休日: 年中無休
※天候等により入洞禁止となる場合あり - 電話番号: 0959-33-2303
- 料金: 大人510円、中学生300円、小学生200円、幼児100円
- 所要時間: 1~2時間
- オススメの時期: 通年
- 公式サイトURL: http://www.saikaicity.jp/cave/
50.烏帽子岳展望台
対馬島のほぼ中央にある標高176mの烏帽子岳は、
頂上にある烏帽子岳展望台から、
南に広がる浅茅湾のリアス式の美しい景色を一望することができます。
さらに、東には対馬海峡、西には朝鮮海峡を眺めることができる、
360度の大パノラマを楽しむことができます。
対馬島は、古代から日本と大陸との間を、
対馬海峡と朝鮮海峡を往来する船舶の中継地となっており、
リアス式海岸の浅茅湾は天然の良港として、対馬と共に大陸との間に数多くの歴史を刻んできました。
■ 基本情報
- 名称: 烏帽子岳展望台
- 住所: 長崎県対馬市豊玉町仁位
- アクセス: 対馬空港から国道382号線経由 車で57分
- 電話番号: 0920-52-1566 (対馬観光物産協会)
- 所要時間: 1~2時間
- 関連サイトURL: http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/847/
51.一支国博物館
壱岐島は九州と対馬との間にあって、
大陸と九州との往来で重要な役割を果たした島で、
魏志倭人伝に一支国として記されている島です。
島には原の辻遺跡をはじめとして、
282基の古墳や、縄文時代から元寇・鯨組までの482にのぼる遺跡があり、
島全体が古代から中近世までの歴史博物館のようになっています。
一支国博物館は、国指定史跡・原の辻遺跡を望むことができる丘の上にあり、
壱岐で発掘された古代から中近世までの資料を収蔵・展示しています。
収蔵物は、高さ5mのガラス越しで公開されていたり、
100点もの実物資料に触れられる貴重な体験ができます。
■ 基本情報
- 名称: 壱岐市立 一支国博物館
- 住所: 長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515番地1
- アクセス: 壱岐空港から県道65号線経由 車で18分
- 営業時間: 8:45~17:30
- 定休日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29~31日
※ GW、夏休み期間は無休 - 電話番号: 0920-45-2731
- 料金: 一般400円、高校生300円、小中学生200円
- 所要時間: 1~2時間
- 公式サイトURL: http://www.iki-haku.jp
52.大瀬崎断崖
五島列島の福江島西端の大宝崎から黒瀬崎の間には、
東シナ海の荒波によって生み出された、
高さ150mもの断崖絶壁が20kmにも及ぶ、海蝕断崖の大瀬崎断崖があります。
大瀬崎断崖展望所からは、断崖の壮大な景色と東シナ海の眺望を楽しむことができます。
大瀬崎断崖の最先端となる大瀬崎は、
九州本土最西端となっていることから、
九州で最後に夕陽が沈むところとしても知られています。
大瀬崎には、映画「悪人」のロケ地となった大瀬崎灯台が立っています。
■ 基本情報
- 名称: 大瀬崎断崖
- 住所: 長崎県五島市玉之浦町玉之浦
- アクセス: 福江空港から県道27号線経由 車で1時間33分
- 電話番号: 0959-87-2211(玉之浦支所)
- 所要時間: 1~2時間
- 公式サイトURL: http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/669/
53.ポットホール
五島列島の北端に浮かぶ小値賀島の西隣に、
小値賀島と橋で結ばれている斑島があります。
斑島の北東端の玉石鼻には、日本一の大きさ、
世界で2番目の大きさとなっているポットホール(甌穴)があります。
玉石鼻のポットホールは、
玄武岩の深さ3m、口径2mの穴の中に、直径50cmの玉石が入っていて、
斑島玉石甌穴として国の天然記念物に指定されています。
穴の中にある玉石が、回転することで
穴の壁面を削ることで、大きなポットホールになり、
今でも大時化の時に回転すると言われています。
■ 基本情報
- 名称: ポットホール
- 住所: 長崎県北松浦郡小値賀町斑島郷
- アクセス:
■ 博多港からフェリーで小値賀島まで5時間
佐世保港からフェリーで小値賀島まで3時間、高速船で1時間30分
● 小値賀島港から車で22分 - 電話番号: 0959-56-2646(おぢかアイランドツーリズム)
- 所要時間: 1~2時間
- 公式サイトURL: http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/51545/
54.原城跡
国指定史跡となっている島原の乱で有名な原城は、
島原から東肥前にかけて勢力を伸ばした、
有馬氏の居城として1496年に築城されたと伝えられています。
三方を有明海に囲まれた難攻不落の要害の地にあり、
有明海を望む美しい姿から日暮城と呼ばれていました。
江戸時代に入り一国一城令により廃城となった原城は、
1637年の島原の乱で一揆勢が籠城して、幕府軍を苦しめることになりました。
原城本丸跡には、地元出身の彫刻家・北村西望による
祈りを捧げる天草四郎像や、
民家の石垣から発掘された天草四郎の墓石が移されています。
■ 基本情報
- 名称: 原城跡
- 住所: 長崎県南島原市南有馬町乙
- ・アクセス: 島鉄バスターミナルからバスで「原城前」下車 徒歩15分
- 電話番号: 095-823-7650(長崎の教会群インフォメーションセンター)
- 所要時間: 1~2時間
- 公式サイトURL: http://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/558/
55.湧水庭園 四明荘
豊かな湧水が流れる鯉の泳ぐまち島原市の街中にあり、
明治後期に建てられた伊東氏別邸の主屋は、
四方の眺望が素晴らしいことから「四明荘」と名付けられました。
四明荘は、島原市民からは水屋敷として親しまれており、
その名にふさわしい主屋を囲む池からは、1日に約1,000トンもの豊かな水が湧き出ています。
清らかな湧水を湛える池と、松や楓などが美しい姿の湧水庭園は、
昭和初期に造園されたもので、特徴的ある意匠・構造から国の登録記念物となっています。
■ 基本情報
- 名称: 湧水庭園 四明荘
- 住所: 長崎県島原市新町二丁目
- アクセス: 島原駅から徒歩7分
- 営業時間: 9:00~17:00
- 定休日: なし
- 電話番号: 0957-63-1121
- 料金: 無料
- 所要時間: 1~2時間
- 公式サイトURL: http://www.shimabara-tabitayori.jp/f-shimeisou.html
56.無窮洞
第二次世界大戦が戦われていた昭和18年8月から終戦となった昭和20年8月15日まで、
当時の宮村国民学校の教師と小学4年生以上の生徒達だけで造った防空壕が無窮洞です。
ツルハシを持った男子生徒が洞窟を掘り、
女子生徒がノミで壁面を仕上げて造った無窮洞は、
幅約5m、奥行き約200mもの規模があり、
600名の生徒が避難することができるように造られました。
洞内には避難生活ができるように、
教壇のある教室、トイレや炊事場、食糧倉庫に校長室などが造られています。
■ 基本情報
- 名称: 無窮洞
- 住所: 長崎県佐世保市城間町
- アクセス: 佐世保駅からバスで「宮支所入口」下車 徒歩3分
- 営業時間: 9:00~17:00
- 定休日: 年末年始
- 電話番号: 0956-59-2003、または 0956-59-2676(宮地区公民館)
- 料金: 無料
- 所要時間: 1~3時間
- 公式サイトURL: http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/61274/
57.長崎造船所資料館
稲佐山の麓にある長崎造船所は三菱重工業発祥の地で、
長崎造船所史料館は、木型場として1898年に建てられた赤煉瓦の建物です。
建物は原爆攻撃にも耐え、長崎造船所の中で最も古い建造物となり、
史料館として保存・公開され、明治日本の産業革命遺産として
世界遺産にも登録されています。
史料館では、日本最古の工作機械や、
国産初の陸用蒸気タービンの展示をはじめとして、
造船技術の粋を集めた戦艦武蔵にまつわる資料など、
長崎造船所の約150年以上の様々な歴史を知ることができます。
■ 基本情報
- 名称: 長崎造船所資料館
- 住所: 長崎県長崎市飽の浦町1-1
- アクセス: 長崎駅から見学時間に合わせたシャトルバス利用
- 見学時間: 1日6回
- 定休日: 第2土曜日、年末年始
- 電話番号: 095-828-4134(完全予約制、当日予約可)
- 料金: 大人(高校生以上)800円、小・中学生400円
- 所要時間: 1時間
- 公式サイトURL: http://www.mhi.co.jp/company/facilities/history/
58.東山手十二番館
活水女子大脇のオランダ坂を登ると、東山手地区の現存最古の遺構で、
明治初期の洋風建築の代表的な建造物とされ、
国指定の重要文化財となっている東山手十二番館があります。
東山手十二番館は、明治元年の新築前はプロシア領事館、
新築後はロシア領事館となり、
その後はアメリカ領事館、宣教師住宅などを経て、
昭和51年に活水学院から長崎市へ寄贈されました。
東山手十二番館は、長崎市旧居留地私学歴史資料館として、
居留地時代に設立された数々のキリスト教ミッションスクールについての歴史資料や、
宣教師が使用していた家具調度などが展示されいます。
■ 基本情報
- 名称: 東山手十二番館
- 住所: 長崎市東山手町3番7号
- アクセス: 長崎駅から長崎電軌で「市民病院前」下車 徒歩8分
- 営業時間: 9:00~17:00
- 定休日: 12月29日~1月3日
- 電話番号: 095-827-2422
- 料金: 無料
- 所要時間: 1~2時間
- 公式サイトURL: http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/106/
59.諫早ゆうゆうランド 干拓の里
諫早湾の干拓は、古くは鎌倉時代末から始められたもので、
近年では諫早湾干拓事業の潮受け堤防の開門問題で、
広く国内に知られるようになりました。
諫早ゆうゆうランド 干拓の里のある諫早湾の干拓地は、
長崎県の穀倉地帯、県内最大の諫早平野となっています。
干拓の里には、諫早湾の干拓の歴史や諫早湾で行われていた独特な漁業、
干拓地で営まれていた農業などについて知ることができる諫早干拓資料館があります。
また、ムツゴロウをはじめとしたトビハゼ、シオマネキなど
干潟に棲む生物を、直径5mの干潟水槽で展示している
むつごろう水族館などがあります。
■ 基本情報
- 名称: 諫早ゆうゆうランド 干拓の里
- 住所: 長崎県諫早市小野島町2232番地
- アクセス: 島原鉄道 干拓の里駅から徒歩12分
- 営業時間: 9:30~17:00
- 定休日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月20日~1月1日
- 電話番号: 0957-24-6776
- 入園料金: 大人(高校生以上)300円、小人(小中学生)200円、幼児(3歳以上)100円
- むつごろう水族館入館料: 大人(高校生以上)300円、小人(小中学生)200円、幼児(3歳以上)100円
- 所要時間: 2~4時間
- 公式サイトURL: http://www.kantakunosato.co.jp/index.htm
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