現在、NHKの朝ドラで放送中の「わろてんか」。
これは、吉本興業の創業者である吉本せいさんが
モデルとなっていることはよく知られていますね。
今回ご紹介するのは、大阪なんばにある『なんばグランド花月』。
通称『NGK』(頭文字を取っています)で知られる、
吉本が運営するお笑い・喜劇専門の劇場です。
キャッチコピーは「笑いの殿堂」です。
笑いの殿堂
『なんばグランド花月』は、2017年9月25日から12月20日まで休館し、
12月21日に再オープンしました。
この改修工事では、耐震補強工事だけでなく、テナントの一新や
劇場入口・楽屋内装のレトロ調化、展示コーナーの新設などが行われました。
『なんばグランド花月』(NGK)は、吉本新喜劇の生の舞台が観られるほか、
吉本興業に所属する若手から師匠までの漫才や落語が楽しめます。
なんばグランド花月の目玉は何といっても「吉本新喜劇」。
吉本新喜劇は週替わりで、毎日公演されています。
現在、吉本新喜劇の座長は6人(内場勝則さん、辻本茂雄さん、
小藪千豊さん、川端泰史さん、すっちーさん、酒井藍さん)。
火曜日(小藪座長は水曜日)から1週間、各座長の公演が行われます。
そして、ご存知の方も多いと思いますが、
この「吉本新喜劇」は、毎週土曜日午後0時54分から
MBSでテレビ放送されています。
基本的にこの放送は、生中継ではなく公開録画されたものが放送されます。
関西にお住まいの方は、オープニングの音楽がおなじみですね
365日朝から晩まで休みなしです!
年中無休で連日上演される本公演は、
前半に落語や漫才、後半に新喜劇という構成になっています。
前半の落語や漫才は約90分、若手→中堅→師匠クラスの順で登場。
10~15分の持ち時間で約10組の芸人さんたちが、ひたすら笑わせてくれます。
前半と後半の間の休憩は約10分。
休憩時間が終わると、おまちかね「新喜劇」が始まります。
新喜劇は約45分。
ストーリーは主に民宿や商店などを舞台に
人情味あふれるあふれるお芝居が展開されます。
予期せぬアクシデントに登場人物たちが立ち向かうのですが、
もちろんアドリブも満載!
新喜劇メンバーの独自ギャグも、お芝居の中で披露されます