旅行のプロが選ぶ 世界のベストホテル100選 【75】:ザ ペニンシュラ 香港(半島酒店) (香港 九龍半島)【永久保存版】
ザ ペニンシュラ 香港(半島酒店) The Peninsula Hong Kong
「ザ ペニンシュラ 香港」は、“東洋の貴婦人”と称される九龍半島のヴィクトリアハーバーに面した
一等地に位置する1928年開業の老舗ラグジュアリーホテルです。
コロニアルスタイルの堂々としたクラシックな外観の建物で、伝統と格式の高さは群を抜き、
英国王室をはじめ各国のVIP、多くの著名人に利用されています。
アールデコ調のゴージャスなロビーは、まるで宮殿のように壮大で壮麗な造りになっています。
2013年に全面改装を終えた客室は、贅を極めつつ、機能性を追求し、
東洋と西洋が見事に調和した空間で、最新の設備が揃い、
上質のリネンとオリエンタルな趣きの調度品がシンプルながらもエレガントな雰囲気を醸し出しています。
タワーの客室からは香港島もしくは九龍側の景色が全室から楽しめます。
ホテル内には、全部で9つのレストランがあり、
「ザ ロビー」は、伝統的なアフタヌーンティーと生演奏を楽しめます。
三段重ねティースタンドやティーポットは全てティファニー、
1日700個焼かれる秘伝のスコーンのレシピは50年前から変わっていません。
観光客に大人気で、予約はできませんが、宿泊ゲストは優先的に案内してもらえます。
「スプリング ムーン」は、ペニンシュラがオープンした1928年の香港を再現されています。
中国茶も充実しており、約25種類のお茶を味わうことができます。
スイス料理のレストラン「チェサ」は素朴なシャレーの雰囲気に溢れ、
本場のチーズフォンデューはオススメです。
「ガディス」は、香港で一番最初にオープンしたフランス料理のレストラン。
ディナー時、男性はジャケットの着用が必要です。
「フェリックス」は、28階から美しい香港の夜景を眺めながら、
フィリップ スタルク氏が設計したモダンな空間でモダンヨーロピアンキュイジーヌをいただけます。
その他、ゲストだけが利用できるスパや眺めのいい屋内プールなど施設も充実しています。
また、ペニンシュラ香港の名物アフタヌーンティーは、香港観光の定番スポットとして人気を誇り、
また地下にある直営店のチョコレートも香港土産の定番です。
70年代には世界で初めて、ロールスロイスを取り入れての送迎サービスを開始。
1994年に新しく30階建てタワーを増築してからは、ヘリパッドもできたため、
ヘリコプターでの送迎サービスも可能になりました。
余談ですが、第二次世界大戦中は日本軍に占領され、名前を「東亜ホテル」に変更したこともありました。
「ザ ペニンシュラ 香港」は香港の第一等級歴史的建造物のひとつで、
その壮大な建造物を保存するため、ホテル本館部分のファサードおよび外観の修復保存作業プログラムを受けることになり、
2015年8月から2017年まで、修復作業が行われます。
その期間、ホテルおよびレストランやバー、ショッピングアーケードも通常通り営業いたします。
ホテルの地下には、高級ブランドやショップが勢ぞろい。
ヴィトンやシャネルをはじめティファニーやディオール、何でも揃っています。
ペニンシュラブランドのチョコレートやテディーベアもアーケード内のザ ペニンシュラ ブティックで購入できます。
【ザ ペニンシュラ 香港(半島酒店) ホテル紹介動画】
【ザ ペニンシュラ 香港(半島酒店)への行き方・アクセス】
日本の主要都市からから香港へは、日本航空やキャセイパシフィック航空その他LCCなど、
数多くの直行便が運行しています。(所要時間:4~5時間)
香港国際空港(チェックラップコック国際空港)から「ザ ペニンシュラ 香港(半島酒店)」までは、
車で約45分。
「ザ ペニンシュラ 香港(半島酒店)」では、ロールスロイスやヘリコプターでの送迎も手配することができます。
ヘリコプターの場合、ホテルから空港まで約7分。
空港からタクシー利用の場合、料金は約HK$300 所要時間:約45分
エアポートシャトルバス利用の場合、料金はHK$130
鉄道で到着の場合、九龍駅から無料シャトルバス(カオルーンホテル前下車)またはタクシーで5分
最寄りの地下鉄駅は、MTR尖沙咀(チムサーチョイ)L3出口、徒歩0分