【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】16.ペルシャ式庭園(シラーズ・イスファハン/イラン)
2550年前のアケメネス朝時代に起源をもつペルシャの伝統的庭園群、『イスラム庭園』は女子大学の中にあるので、いつも女性でにぎわっています。その特徴は庭園が、四分割されていることにあります。
これは、エデンの園と、ゾロアスター教の教えをなす空、大地、水、植物の4つを表現しています。その後の『タージ・マハル』や『アルハンブラ宮殿』の庭園も、このペルシャ庭園を基とし、建築されたものです。その1つ、標高1600メートルの高原の町シラーズの『エラム庭園』は、エラム宮殿のバックに広がるバラ園が美しいことで知られています。
世界遺産が2つもあるイスファハンにも、9つのペルシャ庭園の1つ『チェヘルソトゥーン庭園』があります。
Esfahan