【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】89.プリトヴィツェ湖群国立公園(クロアチア)
『プリトヴィツェ湖群国立公園』はクロアチアの国立公園の1つで、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境に近い「プリトヴィツェ湖群市」にあり、「世界で最も美しい滝がある場所」として知られています。
『プリトヴィツェ湖群国立公園』の見どころは、石灰華により川がせき止められて棚田のようになった湖沼群です。その数は16あり、標高の異なる湖沼群を川が92もの滝となってつなぎます。落差が78メートルもある巨大な滝もあります。
エメラルドグリーンの湖と滝が織りなす絶景。広大な森に大小16の湖と無数の滝がつながり、世界でも類を見ない美しい景観をつくりだしているのです。
湖沼群が湖底が見えるほど透明度が高く、湖の色もエメラルドグリーンから紺碧、藍、青、水色と1日のうちでも大きく変化します。
観光のベストシーズンは夏なのですが、実はプリトヴィツェ、世界でも有数の紅葉スポットなのです。 観光客は夏よりも落ち着き、ゆっくりと美しい景観を堪能できるため、なおオススメです。
観光をする際の順路としては、まず電気バスで最高所にある「プロシチャンスコ湖」まで行き、木道を下りながら上の湖12カ所を散策。次に電動ボートで「ゴジャック湖」を縦断、下の湖4カ所を巡り、一番低い位置にある「ノヴァコヴィチャ湖」からバスで戻る。
このルートが定番となっています。
Plitvice Lakes