リッツ パリ　Ritz Paris

世界最高のホテルと評される「リッツ パリ」が、2016年6月6日、
改装費500億円と言われる4年近くの長きに渡る改装期間を終えて、
リニューアルオープンしました。

「リッツ パリ」は、19世紀にセザール リッツとオーギュスト エスコフィエが共同で築いた
世界中のセレブから愛されている歴史ある老舗5つ星ホテルで、
カルティエやブルガリなどの高級ブランド店が建ち並ぶ、
ヴァンドーム広場に面したロケーションも抜群です。

またマルセル プルースト、ココ シャネル、ジャン コクトー、チャップリン、ヘミングウェイなど
多くの著名人が滞在したホテルとしても知られ、
故ダイアナ妃が不幸な事故で亡くなる直前このホテルで過ごしたホテルとしても有名です。

映画の舞台にもなっており、オードリ ヘップバーンの『昼下がりの情事』や『おしゃれ泥棒』
また最近では『ダ ヴィンチ コード』の撮影にも使われました。

今回の改装では、世界的に有名な建築家ティエリー・W・デスポン(Thierry W. Despont)による
輝かしいインテリアのリノベーションを経て、かつてのベルエポック調の壮観に復元されました。

リニューアルオープンに先立ち「Behind the Door(扉のうしろ)」
と題された5分弱のショートフィルムを公開しました。
撮影したのは、女性監督Zoe Cassavetes(ゾエ カサヴェテス)で、
リッツ パリで味わえるであろう世界を体現した仕上がりになっています。

【RITZ Paris presents ‘Behind the door’ by Zoe Cassavetes】

3つの新しいレストランと3つのバーはホテルの更なる革新の中のひとつで、
中でも名高い「バー ヘミングウェイ」は、ヘッドバーテンダーのコリン フィールドが指揮をとります。
壮麗な庭園とテラスでは、格納式の屋根と床暖房で通年お楽しみいただけるようになっています。

「エコール リッツ エスコフィエ｣は､3つのデモンストレーションキッチンを備え、
英語通訳付きの料理教室も開催され、日本語訳のレシピも付いており、
一流のフランチやパティスリーを本場で習うこともできます。

そして歴史的な「サロン プルースト」では、
薪の暖炉でリッツ パリのアフタヌーンティー ア ラ フランセーズ(フランス風午後のお茶)を催しています。

パリの街中で1日の散策を楽しんだ後は、屋内プールやモダンなフィットネスセンターで、
ご自身の運動療法に合わせたエクササイズやリッツ パリならではの
「シャネル オー リッツ パリ」のプライベートルームで､
シャネルのスキンケアトリートメントをご堪能いただけます。

１泊１０万円はするちょっと躊躇ってしまうようなお値段の超高級ホテルですが、
いつかは泊まってみたいですね。

【リッツ パリ (フランス パリ) ホテル紹介 動画】

【リッツ パリ (フランス パリ) への行き方・アクセス】

現在、日本からフランスのパリへは、エールフランス航空や日本航空・全日空などの直行便、
その他、ヨーロッパの主要都市およびアジアや中東の航空会社など数多く運行しています。

「リッツ パリ」は、パリ市内中心部にあり、シャルル ド ゴール国際空港、車で約５０分です。

最寄りの地下鉄駅メトロ1号線 Concorde(コンコルド)から徒歩約５分。