新潟県 佐渡島の人気&おすすめ観光スポット30選 トキや金山・たらい舟以外にも見所がいっぱい!
佐渡観光というと、何を思い浮かべますか?
トキ、金山、たらい舟は有名ですよね。
でもそれ以外にも見どころ満載です。
新潟県の西側に位置する日本最大の離島で、人口は5万人程ですが、
特有の文化が根付き名所もたくさんあります。
また、ぐるりと海に囲まれ、海の幸も豊富にあります。
大自然の中、海風を感じながら美味しいものも食べたいですね♪
本島の港からカーフェリーで、ゆっくり2時間30分の船旅もとても粋です。
家族みんなで楽しめますので、ぜひ参考にしてください!
1.佐渡金山遺跡
1601年に発見、以降388年間も採掘が続けられた、
佐渡金山の当時の様子が再現された見学施設です。
入口で、まず電動人形が当時の様子を物語る
「宗太夫坑(そうだゆうこう)コース」と
明治から昭和の時代に佐渡鉱山の大動脈として使われていた坑道や、
当時使っていた機械や道具を見ることができる
「道遊坑(どうゆうこう)コース」の2つのコースに分かれます。
「道遊坑(どうゆうこう)コース」では、
佐渡金山の近代化に大きく貢献した、道遊坑に残る操業当時のままの坑道を含め、
トロッコ、機械工場、粗砕場など多くの設備を目の当たりにできまます。
また、高任公園からの佐渡金山のシンボルである、
道遊の割戸の絶景ポイントなどを堪能できます。
「宗太夫坑コース」の人形はリアル!
「早くここを出て酒も飲みてぇし、馴染みの女にも会いてぇなぁ」なんて声も…
当時の採掘の様子が分かりやすく再現されているので、
初めて来た人、小・中学生の学習に向いているコースです。
当時は4時間ごとの交代制で、採掘作業をしていたそうです。
その休憩所の様子が、再現されています。
今にも動き出しそうなリアルな人形と本物の坑道跡で、
その当時に入り込んでしまったかのような不思議な感覚になりますよ。
現在も神事で行われているという、
「やわらぎ」と呼ばれる儀式も人形が演じています。
■ 基本情報
- 名称:佐渡金山
- 住所:新潟県佐渡市下相川1305
- アクセス:
両津港から車で1時間~1時間30分/両津港よりバスで「佐渡金山」下車すぐ
※路線バスについてはこちらで確認できます。 - 営業時間:夏季(4~10月)8時00分~17時30分/
冬季(11~3月)8時30分~16時30分 - 定休日:年中無休
- 電話番号: 0259-74-2389
- 料金:各コース大人900円、小中学生450円/共通券大人1400円、小中学生700円
- 公式サイトURL:http://sado-kinzan.com
2. 佐渡奉行所
佐渡奉行所は、江戸時代の初め、1603年に建てられました。
その後、焼失と再建を5回ほど繰り返し、
明治維新後は役所や学校として、改築されながら使われてきました。
1929年には国の史跡に指定されましたが、1942年の火事によってまた、
全てが焼失してしまいました。
その後、1994年に再度国の史跡に指定されたのをきっかけに、
保存整備が進められ、2000年に御役所部分が復元されました。
徳川幕府の財政を支えた佐渡金山を、管理していたという佐渡奉行所。
当時の図面を元に忠実に再現しているという館内には、
発掘調査で出土した生活用品などの物をはじめ、
当時の生活や金山運営を物語る様々な資料が、展示公開されています。
■ 基本情報
- 名称: 佐渡奉行所
- 住所: 新潟県佐渡市相川広間町1-1
- アクセス: 両津港より車で約60分
- 営業時間: 8:30~17:00
- 定休日: 12月29日~1月3日
- 料金: 大人:500円、小中学生:200円
3.佐渡西三川ゴールドパーク
佐渡の金銀の歴史は、平安時代にさかのぼります。
ここ西三川で砂金が発見されたのが、始まりと言われています。
そんな西三川の地で、自らの手で砂金を採取できる施設が
「佐渡西三川ゴールドパーク」です。
とはいっても、そう簡単にはいきません。
一攫千金目指して、ぜひ、挑戦してみましょう!
金のことなら、なんでもわかるという体験型資料館です。
砂金とり体験は、室内で行う初級コースと、人工河川で行う中級コース、
自然河川で行う上級コースがありますよ。
採った砂金は、その場でストラップなどに加工され、お土産にできますよ!
■ 基本情報
- 名称:佐渡西三川ゴールドパーク
- 住所:新潟県佐渡市西三川835-1
- アクセス:両津港から車で50分/小木港から車で20分
※路線バスについてはこちらで確認できます。 - 営業時間:8:00~17:30
- 定休日:年中無休
- 電話番号:0259-58-2021
- 料金:大人800円、小学生700円、幼児無料(砂金採りは500円)
- 公式サイトURL:http://www.e-sadonet.tv/~goldpark/
4.トキの森公園
佐渡と言えば「トキ」ですね。
佐渡島には自然放鳥している「トキ」を、肉眼で確認できるスポットがあります。
旧新穂村にある「トキの森公園」です。
公園に隣接する「佐渡トキ保護センター」では、
トキの保護増殖事業を行っています。
一般公開はしてないので入ることはできませんが、
「トキ資料展示館」から見ることができます。
「トキ資料展示館」は、トキの保護増殖に関するパネル、映像資料、
はく製標本、骨格標本などが展示されている一般公開施設です。
屋外の観察通路から、トキを直接観察できるんです。
トキの他にも、近縁種のクロトキなども見ることができますよ!
観察回廊からトキ保護センターのケージを眺める
こんな美しい「朱鷺色」の羽を広げた姿が確認できたら、ラッキーですね。
トキは、非常に警戒心の強い鳥だそうです。
そのため、観察回廊は、少し離れた場所に設置されています。
そして、「大きな声を出さない」「大きな動作はしない」等の
ルールもありますので、トキを怖がらせないようにルールを守って、
見学しましょうね。
■ 基本情報
- 名称:佐渡トキの森公園
- 住所:新潟県佐渡市北狄1561
- アクセス:両津港から車で15分
- 営業時間:8:30~17:00(時期により異なる)
- 定休日:毎週月曜日(3月~11月までは無休)、年末年始
- 電話番号:0259-22-4123
- 料金:協力費 大人(高校生以上)400円、小人(小中学生)100円
- 公式URL:http://tokinotayori.com/tokipark/
5.尖閣湾遊覧
こちらも佐渡に行ったら、ぜひ訪れたい観光地のひとつです。
見どころは、約2キロメートルにもわたる
絶壁、奇岩が続く海岸線です。
ノルウェーのハルダンゲル峡尖(フィヨルド)の風景に
勝るとも劣らないことから「尖閣」という名がついたほどです。
「遊仙橋」を渡ったさきの揚島には、「あげしま展望台」があります。
その展望台からは、雄大な尖閣湾を一望することができ、
尖閣湾のパノラマを見ることができますよ。
また、5月下旬から6月中旬頃には、
岩場に咲く岩ユリやカゾウの花も綺麗です。
海中透視船(グラスボート)で海中ウォッチング
海中透視船「シャーク号」は、船の底面の強化ガラスから
海中に泳ぐ魚などの様子を見ることができます。
泳ぐ魚たちの群れに大興奮しそうですね。
もちろん、起伏に富んだ海岸線を楽しむこともできますよ。
ところで、海中透視船は2種類あります。「揚島」と「達者」の2カ所です。
子供が喜びそうなシャーク号に乗れるのは、「達者」のほうです。
以下掲載する基本情報は、「達者」のほうになります。
「揚島」の基本情報は こちらで確認してください。
3月中旬頃から11月下旬頃まで就航しているこの船からは、
尖閣湾の全景を遠くから眺望できるのも魅力です!
15分間隔で就航しているので、待ち時間などもあまりありませんよ。
また、発着場では、餌付けされた魚たちやカモメ、
ウミネコを間近で見ることもできます。
■ 基本情報
- 名称:尖閣湾 海中透視船「シャーク号」
- 住所:新潟県佐渡郡相川町達者
- アクセス:両津港から国道350号を金井佐和田方面へ車で32km
- 営業期間:3月中旬~11月下旬
- 営業時間:8:00~16:30(最終)
- 定休日: 荒天時
- 電話番号:0259-75-2221
- 料金:大人1000円、小人500円