ギリシャのキクラデス諸島の南部に位置するサントリーニ島は噴火を繰り返して山の頂上が吹き飛んだ、三日月型をした火山島です。

欠けてしまった西側は海抜３００ｍの断崖がそびえ、カルデラ状の湾にネア・カメニ、パレア・カメニの２つの小島を抱きます。

一方の東側には岸壁に守られたいくつかのビーチが点在しています。

そんな独特な地形や発掘中の遺跡から、サントリーニ島が幻の大陸“アトランティス”とする説もあります。

サントリーニ島でのお目当ては、世界一との呼び声が高い、北部の町イアのサンセット。
真っ白な壁の洞窟型住居や丸天井が愛らしい教会など、すべてを真っ赤に染め上げた太陽が水平線に沈む瞬間を、
そこに集まった観衆が息を止めて見守る。

そんなドラマティックで、どこか神聖な気分で一日を終えるのが、サントリーニ島の日常です。

(サントリーニ島へのアクセス)
ギリシャの首都アテネから国内線で約５０分。もしくはアテネ近郊のピレウス港から高速艇で約４時間３０分。