フォーや生春巻、雑貨などで日本でもお馴染みのベトナムですが、
私たちが知らない文化や習慣はたくさんあります。
今回は、初めてのベトナム旅行へ行く前に知っておくべき基本情報など
ベトナム旅行に関する様々な疑問にお答えいたします。
1. ベトナムの気候・天候は?
南北に1,650km伸びる長い国土を持つため、ベトナムの気候は北部・中部・南部では差があります。
南部のホーチミンは一年中常夏で、5~10月が雨季、11~3月が乾季にあたります。
北部のハノイには四季があり、1~3月は最低気温が12~15度まで下がり、セーターや上着が必要になります。
フエやダナンなどの中部は、高温多湿で雨が多い地域です。特に、9~12月になると多い時で500mm以上の雨が降ります。
南部は、日中は30℃を超える日もあります。
ホーチミンは東京と比べ、東京が夏に向けて山型になるのに対して、ホーチミンはほぼ一定で高い水準を維持しています。
降水量もホーチミンの方が高いです。観光をするなら、湿度の低い11~3月がおすすめです。
2. ベトナムで最適の服装は?
基本的に日本の夏服で問題ありませんが、
冬季の北部地方を旅する際は、羽織れるジャケットやカーディガンが1枚あると便利でしょう。
また、こまめな水分補給も忘れずに!
特に日差しが強いホーチミンでは、女性は紫外線対策用のクリームや帽子などを日本から持参した方が良いかと思います。
日本よりも暑いので、下着や靴下などの着替えをもっておくと安心です。
汗をかいたときや雨のときでも、すぐに着替えられるようにしておきましょう。
カッパなどの雨具をもっていれば、さらに安心です。
3. おすすめの旅行時期は?
おすすめの旅行シーズンは、場所によって違います。
南部のホーチミンは乾季の11月から3月、中部のフエ・ダナン・ホイアンは乾季の2月から6月、
北部のハノイは涼しく湿度も低い10月から2月くらいがベストシーズンと言われています。
最初にも触れましたが、地域によって気候が異なりますのでご注意ください。
ベトナムは縦に長い国土を持っているため、地域によって気候も全く変わってくるのですね。
日本でも、北海道と沖縄ではベストシーズンは変わってきますよね。
そのような感覚で考えておくといいでしょう。
4. ベトナムの通貨は?
ベトナムの通貨単位はドン(VND)。
紙幣は、100、200、500、1,000、2,000、5,000、10,000、20,000、50,000、100,000、
200,000、500,000の12種類ありますが、100、200、500の3種類はほとんど流通していません。
紙幣の肖像画は、全て初代国家主席のホー・チ・ミンで統一されています。
硬貨は200、500、1,000、2,000、5,000の5種類ありますが、
旅行者が目にしたり、使ったりすることはほとんどありません。
2017年6月27日時点のレートは、1ドン=約0.005円です。
計算する時は「1万ドン=50円」と覚えておけば良いでしょう。
なお、日本ではベトナムドンを日本円に両替することができないので、ご注意ください。
両替は、空港内にある銀行や両替所、街中にある両替所、ホテルのフロントや観光案内所などでもすることができます。
土日業務を受け付けている銀行なども。また、USドルが使えるお店も多くありますよ。
5. ベトナムの物価は?
ここ数年のベトナムは、物価が日に日に上昇しており、数ヶ月単位で価格の変更を余儀なくされるほど。
外資系の飲食店で食事したり輸入品を買ったりしなければ、
日本と比較すると全体的にはまだまだ安いベトナムの物価ですが、
2017年6月現在、円安の影響もあり、一時期よりは割安感が目減りしているようです。
数か月単位で価格が変わってくるだなんて、日本では考えられないですね。
日本の約1/3くらいの値段で買えていたものが、どんどん買えなくなってしまうかも。
ちなみにバスやタクシーなどの料金はとても安くなっていて、気軽に使うことができます。
■ 物価に関する基本情報
- [参考:2016年3月のホーチミン市内の物価]
- タクシー初乗り(マイリン セダンタイプ):12,500ドン~
- バス(市内近距離):4,000ドン~
- バインミー(ベトナム風サンドイッチ):10,000ドン
- チェー(ベトナム風氷ぜんざい)専門店でチェー:12,000ドン
- ローカル食堂で定食や麺を食べる:30,000ドン~
- スタバのアイス・カフェラテ(small):60,000ドン
- 500mlペットボトルの水(国内メーカー):6,000ドン~
- 350ml缶ビール:12,500ドン
- 350mlジュース(コカコーラ):7,700ドン
- 足マッサージ(90分):200,000ドン〜
- ローカルネイルサロンでマニキュア:50,000ドン~
- ローカルネイルサロンでペディキュア:50,000ドン~
※10,000ドン=約50円で計算してください(2017年6月時点のレート)
6.両替はどこでするの?
ベトナムでの両替は、到着空港の両替所か、市内の銀行や両替所、滞在ホテルで行うことが多いです。
どこで両替しても大差は無いようですが、
ホーチミン市内の場合、両替商「Money Exchange59」のドンコイ支店がレートが
比較的良く便利な場所にある為、旅行者に多く利用されているようです。
先ほども述べましたが、日本ではベトナムドンは銀行で取り扱いがありませんのでご注意ください。
ベトナムドンに換金できる最初の空港は、ベトナムの空港です。
街の両替商などは夜8時に閉店するので、夜に到着の場合は空港もしくはホテルで両替しましょう。
■ 通貨に関する基本情報
- 名称: Money Exchange59 ドンコイ通り135番地店
- 住所: 135 Ding Khoi Street, District1, Ho Chi Minh City
- アクセス:
☆シェラトンホテルの向かいにあります
☆ドンコイ通りからNguyen Thiep通りに入った角地にあります - 営業時間: 7:00~22:00
- 定休日: 無休
- 電話番号: 08-3823-1316
7. 日本とベトナムの時差はどれくらい?
ベトナムと日本の時差はマイナス2時間です(日本が昼の12時の時、ベトナムは午前10時)。
ヨーロッパやアメリカと比べると身体的には楽ですが、
それでも飛行機の到着時刻によっては、調子が狂ってしまう場合もあります。
特に現地到着日は睡眠をしっかり取って、早めにコンディションを整えましょう。
日本時間から2時間戻せばベトナム時間で、サマータイムはありません。
また、国土の長いベトナムですが、国内での時差はありません。
朝は6時頃が日の出、夜6時頃に夜が更けてきます。
お店は、21:00頃には閉まるところが多いようです。
8. 日本の電化製品は使える?
ベトナムでは、日本と同じ(A型)のプラグが主流だそうです。
たまに(C型)も見かけることがあるそうなので、
心配な方は事前に日本で買い揃えてもいいかも知れませんが、ほぼ必要はなさそうです。
また、日本の電圧は100Vですが、ベトナムの電圧は220Vです。
パソコンやスマートフォンの充電器などは海外でも使える物が多いようですが、
アダプターに対応電圧の幅が記載されているので確認してください。
非対応の電化製品については、旅行用のミニ変圧器が売られていますので、事前に用意しておきましょう。
コンセントの差込口も日本とは少し違う形をしています。
日本から持参した家電製品(100V)のコンセントも、差込口に合うことが多いようです。
ただし、アダプターがついていないものは、電圧が合わずに壊れてしまうことがあるようです。
9. チップの習慣はあるの?
ベトナムにチップの習慣はありません。
基本的な考え方は日本とほぼ同じで、代金の中にサービス料が含まれている場合が多いそうですが、
タクシードライバーに長時間運転してもらったり、
高級レストランの店員が気持ちいいサービスをしてくれた時には、
100円程度で構いませんのでチップを渡してあげましょう。
ただし、最近は観光地では広くチップが広まっているようです。
星付きホテルに泊まる際には、ベッドメイクの際に1ベッド100円ほどのチップを枕に挟んでおくなどするのがよいでしょう。
ただし、義務ではありません。
10. ベトナムってそもそも治安はどうなの?
ベトナムでは、スリやひったくり、盗難などの被害は良く見られますが、
殺人や強盗など、凶悪犯罪は全国的に少ないと言えます。
いずれにせよ日本と比べると治安は悪いので、
特に観光地や繁華街へ行く場合は、貴重品の所持にはくれぐれもご注意を。
地方よりどちらかというと、貧富の差が大きな都市部での犯罪が多いようです。
スマートフォンやタブレット端末を盗まれることが多発しているようなので、注意が必要です。
テロや凶悪な犯罪の報告はされていません。
■ 基本情報
- 名称: ベトナム危険情報・スポット情報・広域情報(外務省海外安全ホームページ)
- 公式サイトURL: http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_015.html
11. ベトナムへはどうやって行くの?
日本からベトナムへは、ANAとJAL、ベトナム航空の3社が直行便を運航しています。
札幌・東京(成田・羽田)・名古屋・大阪・福岡の各空港から、ホーチミンもしくはハノイ行きの飛行機が飛んでいます。
成田からは、ダナン行きの直行便(ベトナム航空)が曜日限定で出ています。
また、ベトナム発のLCC「べトジェットエア」の関空~ハノイの直行便の就航も、今後予定されているようです。
今後の展開に期待したいですね。
■ 基本情報(東京発着)
- [羽田空港 ⇔ タンソンニャット国際空港(ホーチミン)]
☆日本航空(毎日)
往路・・・羽田01:25→ホーチミン05:15
復路・・・ホーチミン23:25→羽田06:55(翌日) - [成田国際空港 ⇔ タンソンニャット国際空港]
☆ベトナム航空((1)毎日 / (2)火水木土日)
往路
(1)成田09:30→ホーチミン13:30
(2)成田19:00→ホーチミン23:35
復路
(1)ホーチミン00:50→成田08:00
(2)ホーチミン06:25→成田14:25
☆全日空(毎日)
往路
(1)成田16:40→ホーチミン21:05
(2)成田18:55→ホーチミン23:25
復路
(1)ホーチミン07:00→成田15:00
(2)ホーチミン22:25→成田06:25(翌日)
☆日本航空(毎日)
往路・・・成田18:00→ホーチミン22:00
復路・・・ホーチミン08:20→成田16:00 - [羽田空港 ⇔ ノイバイ国際空港(ハノイ)]
☆ベトナム航空(毎日)
往路・・・羽田16:35→ハノイ20:00
復路・・・ハノイ08:15→羽田15:05
☆全日空(毎日)
往路・・・羽田08:55→ハノイ12:25
復路・・・ハノイ15:05→羽田22:15 - [成田国際空港 ⇔ ノイバイ国際空港]
☆ベトナム航空(毎日)
往路・・・成田10:00→ハノイ13:45
復路・・・ハノイ00:55→成田07:35
☆日本航空(毎日)
往路・・・成田18:25→ハノイ22:15
復路・・・ハノイ00:05→成田07:10(翌日) - [成田国際空港 ⇔ ダナン国際空港]
☆ベトナム航空(火・水・木・土・日)
往路・・・成田15:25→ダナン19:30
復路・・・ダナン10:45→成田18:00
※全て2017年3月26日~2017年10月28日(夏季スケジュール)の時刻表です
※その他のフライト情報については各航空会社のWebサイトでご確認ください。 - 全日空: https://www.ana.co.jp/asw/index.jsp?type=i
- 日本航空: https://www.jal.co.jp/inter/
- ベトナム航空: https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/
- べトジェットエア: https://www.airinter.jp/
12. ベトナムでの交通・移動手段は?
都市間移動
南北に長く伸びるベトナム。
国内の都市間移動は、時間のある方は鉄道もいいですが、効率良く旅するには飛行機がベスト。
ベトナム航空とLCCのべトジェットエア、ジェットスター・パシフィック航空が就航しています。
ホーチミン~ハノイ間(片道約2時間)だと、大体片道4千円~5千円程度で移動できるようです。
情報
- ベトナム航空: https://www.vietnamairlines.com/jp/ja/
- べトジェットエア: https://www.airinter.jp/
- ジェットスター・パシフィック航空: http://www.jetstar.com/jp/ja/home
- ベトナム鉄道の予約サイト: ベトナム鉄道旅行社 予約サイト
ホーチミン市内の移動
ホーチミン市内の移動は、「タクシー」と「路線バス」が中心。
バイクの保有率が高いベトナムでは「バイクタクシー」での移動も可能ですが、
料金が交渉制なので外国人には不向きかも知れません。
(※ハノイ市内の移動手段も概ねホーチミンと同じで、タクシーと路線バスでの移動がメインです)
初心者には、メーター制のタクシーがおすすめ。
初乗り運賃は、セダンタイプで10,000~13,500ドン(2017年6月時点)。50~70円程度です。
塗装を似せたニセモノも結構走っているようなので、ご注意ください。
旅慣れた方には、路線バスがおすすめ。
市内なら、一律5,000ドン(25円程度)で行けるそうです(2017年1月時点)。
乗車後、運転手か切符売りの方に直接支払うスタイルです。
路線網も発達していて、早ければ10分ほどで停留所にやって来ます。
■ 基本情報
- ホーチミンのバス紹介ページ(路線図も掲載):
https://latte.la/travel/place/vietnam/traffic_bus - ホーチミンのタクシー紹介ページ(主に空港から市内への行き方):
http://vw-vietweb.com/list-traffic/post-5.php - ホーチミンのタクシー紹介ページ:
https://latte.la/travel/place/vietnam/traffic_taxi
13. ベトナムの宗教は?
ベトナム人の80%以上が仏教徒ですが、中にはイスラム教やヒンズー教、キリスト教を信仰している人もいます。
最近、南西部で話題になっている宗教としては「カオダイ教」というものがあります。
タイニンという観光地に聖地を置く、キリスト教でも仏教でもない珍しい宗教です。
14. ベトナムならではのテーブルマナーは?
ベトナムに、厳しい食事中のマナーはありません。
ただ、フォーなど麺類の食べ方については、音を立てて食べること、どんぶりを持ち上げて口をつけることは、
はしたない行為とされているそうです。
また、ほとんどの飲食店では、おしぼりは有料ですのでご注意下さい。
15. 衛生面は大丈夫?
ベトナムの屋台や食堂で口にした生水や氷、生野菜などでお腹を壊す方がたまにいらっしゃるようですが、
過度に神経質になる程ではなさそうです。
念のため生水は避けて、市販のミネラルウォーターを飲み、
しっかり火の通った物を食べるように心がける・・・ぐらいでいいと思います。
また、特にホーチミンでは、日本では考えられないぐらい多くのバイクが走っているせいで、
排ガスによる大気汚染が問題になっています。
喉を痛めないよう、マスクを用意しておいてもいいかも知れませんね。
ハノイやホーチミンなど大都市の観光地には、大抵公衆トイレがありますが、数は少なく概ね清潔ではありません。
ここ最近は、企業からの援助で綺麗な公衆トイレが設置され始めているようですが、
日本のレベルには程遠い状況です。
デパートや市場にも有料トイレ(1回10円程度)がありますが、
やはり清潔感に欠け、トイレットペーパーが無い所もありますので、ポケットティッシュの携帯は必須。
最も安心して利用できるのは、ホテルや高級レストランのトイレ。
ベトナムのトイレは洋式が主流ですが、それ以外は紙を便器横のカゴに捨てます。
16. 知っておかないとダメなベトナムの習慣は?
ベトナムは儒教が広く受け入れられている社会ですので、特にお年寄りを敬い大事にする習慣があります。
バスなどでは皆、積極的にお年寄りに席を譲っています。
席を譲って「Cảm ơn(カムオン)」と言われたら、それは「ありがとう」の意味です。
17. ベトナム語って難しい?
ベトナム語は、数ある世界中の言語の中で最も発音が難しい言語の一つとされています。
文法的には簡単でも、話すのは極めて難しく、日本語とは逆です。
教材も豊富ではないため、習得するには一苦労です。
■ 基本情報
- ベトナム語会話・超入門編
http://www.viet.kankoguide.info/ - カタカナで覚えるベトナム語~基本編~
http://vietnam.navi.com/special/5048924 - 旅の基本 ベトナム語講座(動画サイト)
https://www.youtube.com/watch?v=BzjtAdt1MSg
18. ベトナム人ってどんな性格?
一般的に「ベトナム人と日本人は似ている」と言われます。
真面目で控えめ、穏やかな性格の人が多いようです。
家族の絆を大事にしており、目上の人間を敬う気持ちを忘れないのもベトナム人の特長だそうです。
あとは日本でもそうですが、北(のハノイ)と南(のホーチミン)では同じ国民でも多少気質が違うそうです。
19. ホーチミン観光でするべきことは?
ベトナムの中でも、多くの方が観光で訪れる「ホーチミン」には、
「歴史博物館」(Bao Tang Lich Su’)をはじめとする、ベトナムの歴史を知ることが出来る場所がたくさんあります。
また、郊外に行くと、自然豊かでフーティウ麺の発祥地、「ミトー」も有名。手漕ぎボートで散策してね。
ホーチミンは食も有名。
「カントー」(Can Tho)はメコンデルタ最大の町で、水上マーケットを楽しむことができます。
お腹がすいたら「フォー24」(Pho24)に立ち寄って、本場の牛肉、鶏肉入りフォーを格安料金で食べてみましょう!
やみつきになる味で、ハズレがありません!おすすめです
■ 歴史博物館 基本情報
- 名称: 歴史博物館
- 住所: 2 Nguyen Binh Khiem
- アクセス: 街中心地からタクシーで約10分
- 営業時間: 8:00~11:30 13:30~16:30
- 定休日: 月曜日
- 電話番号:08- 3829-8146
- 料金: 1万5000ドン
■ ミトー 基本情報
- 名称: ミトー
- アクセス: ミエンタイ・バスターミナルからバスで約2時間
- 参考サイトURL: 「メコン川・ミトー観光」紹介ページ(tripadvisor)
■ フォー24 基本情報
- 名称: フォー24 Pho24
- 住所: 71-73 Dong Khoi
- アクセス: 市民劇場から徒歩約5分
- 営業時間: 6:00~22:00
- 電話番号:08-3914-2424
- 定休日: 無休
- 公式サイトURL: フォー24 ドンコイ店通り店(VIETNAM navi)
20. ホーチミンでショッピングを楽しむには?
ホーチミンでは、ショッピングでにぎわう「ドンコイ通り」(Dong Khoi St.)や
「骨董通り」(レコンキエウ通り/Le Cong Kieu St.)、
そして「ブイビエン通り&デタム通り」(Bui Vien St. & De Tham St.)が有名です。
目的に応じて、ショッピングの場所を変えましょう。
外国人に人気の「ドンコイ通り」では、お土産となるベトナム独特の商品がズラリと並んでいます。
時間があれば、オーダーで自分用のベトナム民族衣装「アオザイ」を作ることも可能。
また、「ブイビエン通り&デタム通り」には、オシャレなカフェが沢山。
足を向けて楽しんでくださいね。
■ ドンコイ通り 基本情報
- 名称:ドンコイ通り
- 住所: Dong Khoi Dist1,HCM City
- アクセス: ベンタイン市場南門を出て、レロイ通りを500mほどまっすぐ進みます。徒歩約5分。
- 参考サイトURL: ドンコイ通り (VIETNAM navi)
■ 骨董通り 基本情報
- 名称: 骨董通り(レコンキエウ通り)
- 参考サイトURL: レコンキエウ骨董通り(VIETNAM navi)
■ ブイビエン通り&デタム通り 基本情報
- 名称: ブイビエン通り&デタム通り
- 住所: Bui Vien St,Dist1,HCM City
- アクセス:ベンタイン市場南門からチャンフンダオ通りを進み、グエンタイホック通りとの大きな交差点からブイビエン通りに道が分かれます。徒歩で約5分。
- 定休日:お店により異なりますが、 年中無休の店もあります
- 参考サイトURL: ブイビエン通り(VIETNAM navi)
21. ハノイってどんなところ?
ベトナムの首都ハノイ。旅行するならこの場所に足を向けないことはありません。
ハノイの人の生活は朝が早いので、7時には出かけてもOK。
市場近くになると、6時台から食堂をしている場所もあります。
日本人より1時間早い感覚で、ハノイ滞在を楽しむことができます。
ハノイの交通ラッシュは、すさまじいものがあります。
5時半ころになると、バイクの大軍が道を埋め尽くしてしまいます。
また、信号機も壊れていることが多く、交通渋滞は日常的な問題になっています。
出かける際には、交通事故に気をつけてくださいね。
22. 首都ハノイでやるべきことは?
ベトナムの首都ハノイ。政治の中心地でありながら、中国やフランスの影響を受けた街並みがまだまだ残っています。
見るべきものは、「文廟」(Van Mieu ヴァン・ミェウ)。
柑子色の屋根が中国とベトナムの雰囲気を醸し出し、見る価値アリ
中には孔子が祀られています。
ベトナムの美味しい料理も、ハノイならたくさんあります。
ディナーをガッツリと食べたい方にピッタリな「サンホー」(San Ho)は、有名な海鮮料理のお店。
店内にいけすがあるので、ロブスターやカニを新鮮なままいただけます。
19:00からは、ベトナム音楽のライブがありますよ。
■ 文廟 基本情報
- 名称: 文廟 Van Mieu(ヴァン・ミェウ)
- 住所: 66 Nguyen Thai Hoc
- 開館時間: 夏季(4/15~10/15)7:30~17:30 冬季(10/16~4/14)8:00~17:00
- 定休日: 無休
- 電話:04-3845-2917
- 料金: 3万ドン
■ サンホー 基本情報
- 名称:サンホー (San Ho)
- 住所: 58 Ly Thuong Kiet
- 電話番号: 3934ー9184
- 開店時間: 10:00~14:00、17:00~22:00
23. ベトナムの少数民族って?
ベトナムの大部分はキン族(ベト族)で、人口の90%を占めています。
その他は少数民族で、その数は50以上。外国に来たなら、それら少数民族の生活も覗いてみたいですよね。
ベトナムの「サパ」はそんな少数民族に出会える、不思議な魅力を持った街です。
大体4泊5日くらいのコースとなります。
ハノイから列車でラオカイに行き、さらにバスでサパへ。
トレッキングコースとなりますが、
その道中にいろいろな少数民族が、キレイな独自の民族衣装を着て歩いている姿を見ることができます。
また、お土産になりそうな彼ら独自の文化の物も調達できるから、とてもうれしいですよね。
■ サパ 基本情報
- 名称: サパ
- 参考サイトURL: ハノイ近くのサパの少数民族に会いにいこう!(VIETNAM navi)
24. 一人でもOK。自由に旅するならどこへ行く?
「ベトナムを一人で旅行してみたい!」そんな方もいるはず。
オススメの絶対行っておくべき場所は「ホアンキエム湖」。
ハノイの中心にある市民の憩い場となっている湖で、この場所でキレイな景色を写真に収めることができます。
「ホアンキエム湖」の周囲を散策してみましょう。
ガイドのいない旅となりますが、たくさんの石造りの塔やモニュメント、歴史的な建造物を見ることができますよ。
ツアーにはない自由な旅行を楽しんでください。
■ ホエンキエム湖 基本情報
- 名称: ホアンキエム湖
- 公式サイトURL:ホアン キエム湖(tripadvisor)
25. 芸術鑑賞したいなら?
ベトナム独自の芸術鑑賞をしたいなら、絶対オススメな場所「水上人形劇」。
ベトナムの民族話の舞台は、3~5分の短編が17話。ベトナム語が分からないとしても、十分楽しめますよ。
良い席は早目にゲットしましょう。チケットは8:30から買えます。チケットが無くなり次第終了なので、ご注意ください。
鑑賞できるものは、「水上人形劇」だけではありません。
劇場にも注目してください
1956年にホーチミン主席が子供たちのために建てた劇場となっているので、
じっくりと鑑賞しましょう。ベトナム独特の作りとなっています。
■ 水上人形劇 基本情報
- 名称: 水上人形劇
- 住所: 57B Dinh Tien Hoang
- 営業時間: 毎日15:30、17:00、18:30、20:00、21:15の5回公演。
不定期で14:45にも公演あり。日曜は9:30公演~ - 定休日: 無休
- 電話番号: 3825-5450
- 料金: ファーストクラス6万ドン(2万ドン)、セカンドクラス4万ドン(2万ドン)※( )は12歳以下の料金。カメラ撮影は1万5000ドン(US$1)、ビデオカメラ撮影は6万ドン(US$4)
- 参考サイトURL: 水上人形劇を見てみよう!
26. 現地観光の際に気をつけることは?
一人旅にしても、グループ行動にしても、
ベトナムでは日本人を狙った犯罪やスリが多発しているので、たくさんの現金を持ち歩かないことがベスト。
また、クレジットカードの使用もスキミング問題が発生したり、田舎ではカードそのものが使えないことも多々あります。
現金は自分で保管を。
カメラや装飾品など、高価な物を持ち歩く際には、自分でキチンと管理しましょう。
観光地には、たくさんのスリがいます。
一番無難な方法は、貴重品は最低限に、宝石などは身につけないことです。
27. 体調が悪くなったらどうする?
旅行先で体調が悪くなると、せっかくの旅行も楽しめませんよね。
もし、持病のある方でしたら、自分が必要と思う薬は日本から携帯しておくべきです。
そして観光する際でも持ち歩きましょう。
また、日頃健康な方でも、旅行先でのちょっとした怪我や体調不調に備えて、少量の薬を持ってゆきましょう。
ベトナム料理はおいしいものばかりですが、万が一に備えて、下痢止めや胃薬などを準備することをオススメします。
また、ベトナムでは、警察113、消防114、救急115なので覚えておくと便利ですよ。
28 .マイプラン、自力旅行をしたいなら?
バックパッカーのように、自由気ままな旅をしたいなら、ガイドブックを手にあちらこちらに行くのもよいでしょう。
ベトナムのほとんどの方は親切ですが、詐欺も多いので自分で判断してください。
また、ぼったくりなども日常茶飯事です。
初心者の方には、マイプラン旅行は向いていません。
ベトナムの中を自分で運転する際には、気をつけてください。
バイクの量は半端ありませんし、ほとんどの交差点で事故が起きやすい状態です。
また、ベトナムの免許証が必要です。ベトナムは、国際免許証が使えない国となっています。
『初めてのベトナム旅行 気候・時差・物価・習慣など、行く前に知っておくべき基本情報』はいかがでしたか?
細かく知ったことで、この国に対するイメージが変わった!というところもあれば、
やっぱりアジアだな~という部分もあったと思います。
やはり、観光スポットやどこで何を食べるかを探す前に、
特に海外の場合は基本的なことがらを知っていないと、困ることが多いですね。
健康や安全があってこそ、有意義な時間が過ごせますので、
初めての人なら、事前準備はきちんとして行かれることをおすすめします