【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】3.フィレンツェ歴史地区(イタリア)
イタリアのフィレンツェ(フローレンス)には、『ウフィッツィ美術館』や『ピッティ美術館』などの有名美術館を始め、『サンタ・マリア・ノヴェッラ教会』、『ヴェッキオ橋』など、多くの世界遺産が集まっています。旧市街の1キロメートル四方にこれほど多くの世界遺産が集中している街は他に例がありません。
ここフィレンツェは、イタリア・ルネッサンス発祥の地のため、15~16世紀のルネッサンス時代の絵画や彫刻を集めた美術館が多くあるのです。
「花の聖母寺」として知られる『ドゥオモ』は、建築に140年以上かかっていて、大理石造りの美しい大寺院です。赤い大きなクーポラ(丸天井ドーム)の高さ105メートルの屋上テラスからは、赤茶色をした旧市街の屋根が足元から広がり、まるでフィレンツェの上空に浮かんでいるような気分が味わえます。
また、高台のミケランジェロ広場からは建物の高さが統一された街並みが眼下に広がります。特に、旧市街全体が紅に染まる日没時の美しさは、ぜひご堪能ください
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