⑦ ザルツブルク歴史地区 / オーストリア
次に紹介するのは、オーストリアの「ザルツブルク歴史地区」。
ザルツブルクとは”塩の城“という意味であり、
その名の通り岩塩の交易で栄えてきた街です。
中世の名残が残る小道や教会、歴史的建造物などが
建ち並ぶ旧市街が、新市街と共に
1996年に世界遺産として登録されました。
あの有名な音楽家モーツァルトと、
名作「サウンド オブ ミュージック」を
生み出した地でもあり、まるで絵本の世界のように
美しく、そして可愛らしいさもある街です。
⑧ ストーンヘンジ / イギリス
次に紹介するのは、イギリスにある「ストーンヘンジ」。
約5000年前に建てられたと言われる、
巨石のモニュメントです。
最大50トンもの重さがある石を使ってできた
この古代遺跡。
誰が、どういった目的で作ったのかは解明されておらず、
未だ多くの謎が残っています。
広大な草原の中に凛とたたずむ「ストーンヘンジ」。
実際にこの遺跡を目の前にすると、
その迫力に思わず息を飲んでしまうこと間違いなしです。
⑨ ベルン旧市街 / スイス
続いてご紹介するのは、スイスにある「ベルン旧市街」。
中世ヨーロッパにおいて、各地で拡大していった
都市の発展モデルとも言われています。
1983年に、世界遺産として登録されました。
スイスの首都であるベルンにあるこの市街地は、
中世の時代から変わらない絵に描いたような
美しい街並みが保たれています。
街のシンボルである時計塔やベルン大聖堂だけでなく、
街のいたるところにある噴水も、
ベルン旧市街をより一層華やかにしています。
⑩ アテネのアクロポリス / ギリシャ
次に紹介するのは、ギリシャにある「アテネのアクロポリス」。
“高い丘の上の都市”という意味のアクロポリスは、
古代ギリシャを代表する都市国家です。
中でも一番有名なのは、
ドリス式建築の傑作である「パルテノン神殿」。
紀元前438年に完成した神殿で、
長い年月アテネの繁栄を見守ってきました。
炎上して崩れ落ちる壊滅的な被害を受けながらも、
1834年に始まった修復作業によって再建されました。
アクロポリスには他にも「エレクティオン」・
「アテナ・ニケ神殿」・「ディオニソスの劇場」と
見どころがたくさんあります。
5000年以上、ここに住む人々と歴史を見てきた
「アテネのアクロポリス」。
その壮大さは圧巻です。
ヨーロッパの世界遺産を見に行こう!
いかがでしたか?
ヨーロッパには、多くの世界遺産があります。
鉄道などを使えば、短時間で
いくつもの国に足を延ばすことができます。
ヨーロッパに行く際は、
ぜひ世界遺産巡りをしてみてくださいね!