トリップアドバイザーが『世界の人気観光地ランキング2017』を発表！

世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が、
3月21日、『世界の人気観光地ランキング2017』を発表しました。

今年の世界の人気観光地ランキング第1位に選ばれたのは、
2016年1位の「ロンドン」を抑えて、インドネシアの「バリ島」となりました。
その中でも、トリップアドバイザー上で人気の場所TOP3は、
「スミニャック」「ウブド」「クタ」となっており、
ビーチリゾートから山間部までバリ島の多彩な魅力が旅行者を惹きつけることが分かります。

また、2位のロンドン、3位のパリをはじめ10位以内にはヨーロッパから6都市が入り、
人気の観光地としての強さを見せつけました。
日本はトップ25以内にランクインした都市は無しという、寂しい結果となりました。

              【世界の人気観光地ランキングトップ25】

ランキングは、2015年11月～2016年10月の1年間にトリップアドバイザーに投稿された
各都市や島の観光施設・宿泊施設・レストランの口コミを量的・質的な評価予約関心度をもとに、
独自のアルゴリズムで集計したものです。

その他、『アジアの人気観光地ランキングトップ25』『日本の人気観光地ランキングトップ10』や
『世界の人気観光地トップ10の平均宿泊費』『アジアの人気観光地トップ10の平均宿泊費』も発表されましたので、
併せて、下記にご紹介します。

　　　 　 【アジアの人気観光地ランキングトップ25】

アジアの人気観光地ではタイから最多5つがランクイン。日本からは昨年に引き続き東京と京都がランクイン！

『アジアの人気観光地ランキングトップ25』の1位は、世界の1位にも輝いた「バリ島(インドネシア)」となり、
2位にはアンコールワットの遺跡や寺院で有名な「シェム リアップ(カンボジア)」、３位にはプーケット(タイ)がランクインしました。

また、2017年から都市のみならず世界で高く評価された島々もランキングの対象となっているため、
「プーケット」や「サムイ島」「タオ島」といったタイのリゾート地の名もあがっています。

 

              【日本の人気観光地ランキングトップ10】

日本の人気観光地ランキングでは、東京、京都に次いで、3位に北海道の倶知安町がランクイン

日本の人気観光地に限ると、1位の東京(23区)、2位の京都市に続き、3位には北海道の倶知安町が初登場でランクイン。

この他、6位に廿日市(広島県)、7位に屋久島(鹿児島県)、9位に富士河口湖町(山梨県)などの4都市が初登場でトップ10入り、
5位の奈良市、10位の高山市(岐阜県)など、2都市が圏外からのトップ10入りを果たすなど、
地方都市の躍進が目立ち、人気の観光地が日本全国に広がりを見せていることがうかがえます。

トリップアドバイザーによると、3位に入った倶知安町は、スキーなどのウィンタースポーツの施設が
評価の高い場所のランキングで上位にあがっており、海外旅行者からの口コミも多く投稿されているとのことです。

 

  世界およびアジアの人気観光地ランキングトップ10の1泊あたりの平均宿泊費は？

トリップアドバイザーでは各観光都市の観光施設・レストラン・宿泊施設の口コミや写真を閲覧するのみならず、
200以上の予約サイトから泊まりたい宿泊施設の空室状況と最安値を検索することができます。

そこで今回、トリップアドバイザーから予約できる宿泊施設の1泊あたりの平均宿泊費*を算出しました。

　　　　　　　　 【世界の人気観光地ランキングトップ10 の平均宿泊費】

世界の人気観光地の平均宿泊費を比べると、トップ10以内で最も高いのはニューヨークの3万9100円。

東京は8400円で、人気1位のバリ島(2万3100円)や先進国の首都であるロンドン(2万9000円)、パリ(2万5600円)などを大幅に下回りました。

 

　　　　　　　　　【アジアの人気観光地ランキングトップ10 の平均宿泊費】

世界とアジアの観光都市TOP10を比較すると、1泊あたりの宿泊費が最も高いのは『サムイ島(タイ)』で、
平均で53,200円もすることが分かりました。最も安かったのは、『カトマンズ(ネパール)』の6,900円でした。

アジアの人気観光地では『東京(23区)』も含め、宿の選択によっては宿泊費を抑えることができるようです。

（※　全カテゴリーのホテルを対象に、トリップアドバイザーに掲載されている旅行予約サイトやホテルが、
2017年3月1日から2017年8月31日の期間に提供している宿泊料金をもとに算出したものです。
3月20日現在のレートを適用して1ドル112円で換算し、10の位を四捨五入して算出しています。）