【青森県の人気&おすすめ観光スポット40選】定番観光地から穴場スポットまで完全ガイド!
青森には、観光地がたくさんあります。
世界遺産に登録された白神山地をはじめとした、
豊かな自然と神秘的な美しさを持つスポット、
青森ねぶたに代表される、
スケールの大きなイベントが楽しめるスポットなど。
せっかく来たなら、すべて楽しみたいですよね。
自然もあり、遺跡もあり、あの文豪の生家やパワースポットもあります。
見れば、行きたくなること間違いなし!
誰もが知っている定番から珍しいものまで、なんと41選。
ランキング形式でお届けします。
1.八甲田山|東青エリア
八甲田山は標高1,585mの太田家を主峰として、
田茂萢岳、高田大岳、井戸岳など、10峰の北八甲田の山々から成っており、
八甲田ロープウェイで、山麗から田茂萢岳山頂付近まで、
四季折々の素晴らしい八甲田のパノラマ風景を眺めながら、
約10分で登ることができます。
八甲田山は標高1,500m程度の山々ですが、
本州の北端にあることから高山植物も豊富で、
アカモノ、イワナシ、ヒナザクラ、チングルマなどが、
6月から8月にかけて八甲田ゴールドラインや毛無パラダイスラインで楽しめ、
秋には素晴らしい紅葉、冬はスノーモンスターと呼ばれる樹氷などが楽しめます。
ちなみに、ご存じの方も多いと思われますが、
この山は名優・高倉健さん主演の「八甲田山」の舞台となりました。
明治時代に起きた、世界山岳史上最大と言われる遭難事件で、
ロシアとの戦いに備えて行われた雪中行軍中に、
210名中199名の隊員が亡くなりました。
山中には、その記念碑などが設置されています。
■ 基本情報
- 名称: 八甲田山
- 住所: 青森県青森市八甲田山
- アクセス: 八甲田ロープウェイ 山頂公園駅すぐ
- 電話番号: 017-764-5507(八甲田総合インフォメーションセンター)
- 所要時間: 1~3時間
- 公式サイトURL: http://www.aptinet.jp
■ 基本情報
- 名称: 八甲田ロープウェイ
- 住所: 青森県青森市寒水沢1-12
- アクセス:
■ JR「青森」駅よりバスで「八甲田ロープウェイ駅前」下車
● 青森自動車道 青森中央ICから国道103号線を経由して車で30分 - 営業時間: 3~11月上旬|9:00~16:20、11月中旬~2月|9:00~15:40
- 定休日: 風速25m以上の場合と定期点検のための運休あり
- 電話番号:017-738-0343
- 料金: 往復|大人1,850円(中学生以上)、小人870円(小学生)
- 所要時間: 10分
- 公式サイトURL: http://www.hakkoda-ropeway.jp
2.三内丸山遺跡|東青エリア
三内丸山遺跡は、江戸時代から知られていた遺跡で、
縄文時代前期中頃から中期末にかけて、約1,500年もの間に
この地に集落が作られて多くの人々が暮らしていた事が、
竪穴建物跡、掘立柱建物跡、列状に並んだ土坑墓、
埋設土器などの発掘によって、わかっています。
三内丸山遺跡には、遺跡内には復元された15棟の竪穴住居や
3棟の掘立柱建物、6ヵ所の遺構露出展示施設などがあり、
そのほかに、遺跡から出土した遺物の展示が行われている
「さんまるミュージアム」や、
勾玉造りや編布作りなどができる「体験工房」がある「縄文時遊館」があります。
国の特別史跡に、指定されているスポットです。
この遺跡の出土品の数は、なんとダンボール箱数万個分にも及ぶのだそうで、
うち2000点もの品々が、国の重要文化財に指定されています。
また、遺構の中で最重要視されているのが、
上の写真の「六本柱建物跡」です。
■ 基本情報
- 名称: 三内丸山遺跡
- 住所: 青森県青森市大字三内字丸山
- アクセス:
■ JR新青森駅からねぶたん号で「三内丸山遺跡前」下車
● 東北自動車道 青森ICから車で5分 - 開館時間: 9:00~17:00
※GW期間中と6月1日~9月30日|~18:00 - 休館日: 年末年始、保守点検日
- 電話番号: 017-781-6078
- 料金: 無料(体験工房のメニューは有料)
- 所要時間: 1~3時間
- 公式サイトURL: http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp
3.十二湖|西北エリア
十二湖は、世界遺産に登録されている
白神山地の一部に含まれており、
五能線の十二湖駅からシーズン中はバスが走っていることから、
白神山地では、一番の観光スポットとなっています。
十二湖は世界遺産登録地域ではありませんが、
白神山地のブナ林の中に、十二湖のシンボルとも言える
「青池」をはじめとして「湯壺の池」、「鶏頭場の池」、「日暮らしの池」など
33の湖や沼が点在し、大崩の展望地から眺めると
12の池が見えるので十二湖と呼ばれています。
これらの池は、江戸時代に起きた能代地震の影響で
形成されたと言われています。
いずれも良質な水が湧き出ており、とってもキレイなんですよ。
明治時代から大正時代に活躍した詩人・大町桂月も訪れたそうで、
この美しい自然の景色を賞賛したのだそう。
■ 基本情報
- 名称: 十二湖
- 住所: 青森県西津軽郡深浦町
- アクセス:
■ JR五能線 十二湖駅からバスで「十二湖」下車
● 東北自動車道 浪岡ICから国道101号線を経由して2時間15分 - 観光期間: 4月~11月
- 電話番号: 0173-74-4412(深浦町観光課)
- 所要時間: ~半日以上
- 公式サイトURL: http://juuniko.info
4.睡蓮沼|上北エリア
睡蓮沼は、酸ヶ湯から十和田湖へ向かう途中にあり、
7~8月に花を咲かせるスイレン科のエゾヒツジグサが
自生していることから、睡蓮沼と呼ばれています。
睡蓮沼には、エゾヒツジグサのほかにミズバショウや
ミツガシワ、レンゲツツジなどが美しく、
沼の向こうには八甲田連峰の高田大岳、小竹、八甲田大岳などが眺められ、
その姿を美しく睡蓮沼に写します。
また、宝庫とも謳われるほど高山植物も自生しており、
秋には赤や黄色などの紅葉が、周辺一帯を色鮮やかに彩ってくれるんですよ。
さらに、こういった水生植物・高山植物のほかにも、
可愛らしいモリアオガエルも生息しています。
■ 基本情報
- 名称: 睡蓮沼
- 住所: 青森県十和田市法量谷地端
- アクセス:
■ JR青森駅からバスで「睡蓮沼」下車すぐ
● 青森自動車道 青森中央ICから車で45分 - 電話番号: 0176-72-2311
- 所要時間: 1~3時間
- オススメの時期: 夏~秋(新緑、エゾヒツジグサ、紅葉の時期)
- 公式サイトURL: https://www.city.aomori.aomori.jp/kanko/bunka-sports-kanko/kankou/kankou-spot/ha…
5.蕪島|三八エリア
蕪島は、ウミネコの繁殖地として天然記念物に指定されている島で、
毎年2月の節分過ぎからウミネコがやって来はじめ、
雛が巣立ちを迎えた後の7月末から飛び立ちはじめ、
一時は3万羽を越えたウミネコは、8月上旬には全て去って行きます。
蕪島は元々は瓢箪型をした島でしたが、
大正8年(1919年)に橋が架けられ、
昭和18年(1943年)に埋め立て工事が行われて、陸続きとなりました。
蕪島には、市杵嶋姫命が祀られている、八戸弁財天 蕪島神社があります。
ウミネコの繁殖地は、日本全国におよそ10ヶ所ほど点在していますが、
巣を間近で観察することができるのは、唯一ここだけなんですよ。
ちなみに、蕪島神社は朝の連続テレビ小説「花子とアン」でも
一躍有名となった、柳原白蓮の歌碑が残されています。
■ 基本情報
- 名称: 蕪島
- 住所: 青森県八戸市鮫町
- アクセス:
■ JR鮫駅から徒歩5分
● 八戸公事自動車道 八戸東ICから車で16分 - 電話番号: 0178-46-4040(八戸市観光課)
- 所要時間: 1~2時間
- オススメの時期: 春から夏(ウミネコの飛来の時期)
- 公式サイトURL: http://kabushima.com/index.html