青森旅行でしたい25のこと。青森観光のおすすめプラン・モデルコース!美しき四季の景観に触れよう♪
21. 津軽こけし館で自分だけのこけしを作ってみる
木のぬくもりを感じる「こけし」は、
古来より東北地方で作り続けられてきた玩具です。
各地域でそれぞれ作り方が違い、東北地方全域で
なんと11系統ものこけしが作られているそうです。
そのうち津軽系こけしは、頭と胴体が1本の木から作られていることが特徴。
津軽こけし館は、この津軽系こけしの代表的な職人の作品を中心に、
11系統5千本が展示されている、こけし専門ミュージアムです。
館内では職人によるこけし作りの実演のほか、
こけしの絵付け体験も行われており、
自分で描くオリジナルこけしを作ることができます。
これは、貴重なチャンスですよ!
■ 基本情報
- 名称: 津軽こけし館
- 住所: 青森県黒石市大字袋字富山72-1
- アクセス:
【電車】 弘南鉄道「黒石駅」より、弘南バス大川原・温川線(板留経由)で約30分、
「津軽こけし館前」下車
【車】東北自動車道「黒石IC」より車で約10分 - 開館時間: 4月~11月 9:00~17:00/12月~3月 9:00~16:00
- 定休日: 年中無休
- 電話番号:0172-54-8181
- 料金: 1Fは無料。2F有料展示室 大人:320円 高校生:270円 小中学生:160円 ※団体割引あり
- 公式サイトURL: http://tsugarukokeshi.com/guide.html
22. 北の果て龍飛崎から北海道の大地を眺める
津軽半島最北端にある龍飛崎は、一日中海風が吹く強風地帯で、
「ごらん、あれが竜飛岬北のはずれと…」と石川さゆりの大ヒット曲
「津軽海峡・冬景色」で歌われました。
対岸の松前半島白神岬とは、20km弱の距離。
海峡の下には青函トンネルが通り、晴れた日には津軽海峡を行き交う船や
北海道がはっきり確認できます。
日本の灯台50選に選ばれた大型灯台「龍飛埼灯台」までは、
竜飛漁港から362段の階段を上って、およそ15分ほど。
この階段は、日本で唯一の車両が通行できない階段国道339号。
ぜひ、歩いてみてください。
■ 基本情報
- 名称: 龍飛崎
- 住所: 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜
- アクセス:
【電車】JR津軽線三厩駅からバスで「龍飛崎灯台」下車。
冬期は「龍飛漁港」下車、徒歩15分
【車】東北自動車道 「浪岡IC」から国道339号線経由で車で約2時間 - 電話番号: 0174-38-2050(龍飛崎灯台)
- 参考サイトURL:http://www.town.sotogahama.lg.jp/k_spot.html(外ヶ浜町公式HP)
23. 本州最北端で津軽海峡の海の恵みを味わう
「こゝ本州最北端の地」の碑がある大間崎。
対岸の北海道までの距離は約17.5kmと龍飛崎より短く、
天気が良ければ、函館市街まで見渡すことができます。
岬の突端に建つ高さ37mの白黒ストライプの大間埼灯台は、
龍飛埼灯台と同じく、日本の灯台50選に選ばれました。
大間崎には、マグロ一本釣りのモニュメントもあります。
「大間マグロ」で知られる大間漁港は、岬の南3kmほどのところ。
また西側には、アンコウ漁で有名な風間浦があります。
そのほかイカやホタテ、昆布、タコなど、
ぜひ泊まりがけで、新鮮な津軽海峡の恵みを堪能したいもの!
■ 基本情報
- 名称: 大間崎
- 住所: 青森県下北郡大間町大間字大間平17-1
- アクセス:JR大湊線下北駅から車で約75分
- 電話番号: 0175-37-2233(大間観光協会)
- 公式サイトURL: http://oma-wide.net/route.html
24. 龍馬山義経寺で壮大な歴史ロマンに思いを馳せる
「判官贔屓」という言葉を生んだ、悲劇の武将「源義経」。
歴史上は兄頼朝の討伐軍に攻められ自害…したはずなのですが、
実は密かに逃亡して龍飛崎から北海道、
さらに大陸に渡って成吉思汗(チンギス・ハーン)になったという、
「義経北行伝説」が伝わっています。
龍飛崎に近い龍馬山義経寺は、江戸時代に僧・円空が義経を思って
観音像を彫り、小さなお堂に祀ったことが始まりと伝えられています。
こじんまりしたお寺ですが、円空仏は青森県の重要文化財に指定されており、
その精妙なお顔を見ていると、千年前の義経ロマンへの思いをかきたてられます。
■ 基本情報
- 名称: 龍馬山義経寺
- 住所: 青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩家ノ上76
- アクセス: JR三厩駅前より外ヶ浜町循環バス龍飛行きで約10分、「義経寺前」下車、徒歩15分
- 参拝自由
- 電話番号:0174-37-2045
- 参考サイトURL:http://www.aptinet.jp/Detail_display_00002142.html
25. 思い出のレールバスに乗って“鉄分”を補充!
JR東北本線の「野辺地」から「七戸」まで、
約21kmの区間を結んでいた南部縦貫鉄道。
平成9年(1997年)に運転を休止し、平成14年(2002年)に廃止となりました。
しかし、鉄道マニアと七戸町が協力して平成16年(2004年)より、
旧七戸駅構内で日本で唯一動態保存された、レールバスを一般公開しています。
富士重工製のレールバスは、
クラッチとシフトレバーでギアチェンジする、珍しい鉄道車両。
丸みを帯びたユーモラスな形と振動が大きな乗り心地は、まさに昭和の雰囲気!
■ 基本情報
- 名称: 南部縦貫鉄道レールバス(旧七戸駅)
- 住所: 青森県上北郡七戸町字笊田48-1
- アクセス:
【電車】JR東北新幹線「七戸十和田」駅から車で5分
【車】上北自動車道 「上北IC」から車で16分 - 公開時間: 土日のみ、10:00~16:00 ※平日/祝日の見学は要事前予約
- 電話番号: 0176-58-7109(七戸町観光協会)
- 料金: 無料
- 所要時間: 1〜1.5時間
- 参考サイトURL: http://www.ogaemon.com/r-bus/r-bus-top.html
紹介した青森のおすすめ観光スポットはいかがでしたか?
青森は雪とりんごのイメージがありますが、
こんな素敵な場所がたくさんあるんです。
まだまだ紹介できていない場所も多いので、
雪景色を見ながら温泉に浸かってみたり、
ご当地グルメを堪能してみたり、四季を楽しむことができます。
お読みいただいた方に、この土地の奥深さと幅広い観光の魅力を
少しでもご理解いただけたらうれしいです。
行ったことない人も、行ったことがある人も、
今度のお休みには、ぜひまだ体験したことがない
青森を見に行ってみてはいかがでしょうか。
きっと新しい発見と感動があるはずです。