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【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】29.エアーズロック(オーストラリア)
高さ348メートル、周囲9.4キロメートルの世界最大級の一枚岩『ウルル(エアーズ・ロック)』が、地殻変動で砂岩の地層が隆起して地表に現れ、風雨の浸食作用で砂岩の固い部分のみが残ったものなのです。砂岩の鉄分が酸化した巨大一枚岩が朝から夕方まで、日の光に照らされ、鮮やかな赤やオレンジ、紫など7色に変化します。
山頂までは鎖につかまりながら急な岩を1時間ほど登ります。岩肌は滑りやすく、突風も吹くので、行かれる際にはスニーカーと軍手は必需品です。山頂からの景色は、赤い砂漠が地平線まで続く360度の大パノラマ。山麓には、アボリジニが描いた壁画やマギーの泉があります。
エアーズ・ロックの西32キロメートルにある、赤褐色をしたドーム型の砂岩の岩山群が「カタ・ジュタ」(たくさんの頭の意味)です。高さは546mメートルあり、『ウルル』よりも高いのです。36もの岩と岩の間には、風の谷などの峡谷もあります。
uluru