11.北九州市立いのちの旅博物館【北九州エリア】
北九州市を中心とした自然・歴史・文化を知ることができる、
スペースワールド駅の目の前にある博物館が、北九州市立いのちの旅博物館です。
博物館は、自然史ゾーン、歴史ゾーン、共通ゾーンの3ゾーンに分かれています。
自然史ゾーンでは、地球の歴史を追いながら、北九州にあった湖の再現や、
北九州市の自然など、様々な視点で展示が行われています。
歴史ゾーンでは、伝統民俗文化財となっている北九州市三大祇園祭りの展示や、
弥生時代復元住居、昭和30年代の八幡製鉄所の社宅の様子がリアルに再現されています。
西日本最大級の自然史・歴史博物館で、
特に全長約35mにも及び世界最大級のセイスモサウルスや
ティラノサウルスの恐竜骨格標本は、迫力満点で、子供たちに大人気ですよ!
他にも、恐竜のジオラマなどで、太古の世界の気分に浸れますよ。
■ 基本情報
- 名称: 北九州市立いのちの旅博物館
- 住所: 北九州市八幡東区東田2-4-1
- アクセス: スペースワールド駅から徒歩5分
- 営業時間: 9:00~17:00
- 定休日: 年末年始、6月下旬頃
- 電話番号: 093-681-1011
- 料金: 大人500円、高校生以上の学生300円、小・中学生200円
- 所要時間: 1~2時間
- 公式サイトURL: http://www.kmnh.jp
12.平尾台【北九州エリア】
山口県の秋吉台と並んで、日本有数のカルスト台地として知られているのが、
北九州市、行橋市など2市1町にまたがり、国の天然記念物に指定されている平尾台です。
平尾台の台地上には、カルスト台地特有のピナクルが、
ヒツジの群れに見えることから名付けられた羊群原や、
地面に大きな穴が空いていて、地下の鍾乳洞に続いているドリーネがあります。
平尾台自然の郷には、羊群原を眺められる展望台の羊望台や
ドリーネを眺めることができるドリーネデッキがあります。
地下には、長さ700m、洞窟の中に川が流れている千仏鍾乳洞や
平尾台で一番長い洞窟の目白洞、
長さ400m、高低差50mの入口が縦穴の牡鹿洞、
これら3観光鍾乳洞はじめ数多くの鍾乳洞があります。
平尾台自然の郷では、子供たちも楽しめる大きなすべり台やトンネル、
砂場などを備えた遊具広場や自生していた野草を保護採取し、移植したという「野草園」、
カルスト大地特有の地形で、雨水や地下水によって
とかされた石灰岩の侵食によって生じたすり鉢状の窪地「ドリーネ」など、
様々なスポットを楽しめますよ。
■ 基本情報
- 名称: 平尾台
- 住所: 北九州市小倉南区平尾台
- アクセス: 石原町駅から車で15分
- 営業時間: 平尾台自然の郷: 9:00~17:00(12~2月|10:00~16:00)
- 電話番号: 093-452-2715(平尾台自然の郷)
- 料金: 無料
- 所要時間: 1~3時間
- 公式サイトURL: http://www.hiraodai.jp
13.河内藤園【北九州エリア】
年に一度の見事な藤の花を楽しめると、
国内ばかりか世界中で知る人ぞ知る私設の藤園が、皿倉山の南側にある河内藤園です。
藤園の面積は1,850坪もの広さで、
4月中旬から5月中旬にかけて、22種類、150本の様々な種類の藤の花が咲き並びます。
絶景としてうわさの藤トンネルは、80mと200mの2種類があり、
藤の花に囲まれてしまう藤ドームも人気です。
河内藤園は、藤の名所だけでなく、紅葉の名所としても知られており、
11月中旬から12月中旬にかけて、約700本のモミジやカエデの木が、
美しく色づく姿を楽しむことができます。
アメリカ放送局CNNのサイトでは、
「日本の最も美しい場所31選」に選出されるなど注目を集めるスポットです。
その注目度を表すかのように、毎年多くの観光客が訪れます。
そのため、交通渋滞を緩和することを目的として、
3月下旬からの藤の季節の入園券は、
コンビニで発行する「日時指定入園券」の販売なので、ご注意くださいね。
■ 基本情報
- 名称: 河内藤園
- 住所: 北九州市八幡東区河内2-2-46
- アクセス: 八幡駅から車で20分
- 営業時間: 9:00~18:00
- 開園期間: 4月中旬~5月中旬、11月中旬~12月中旬
- 電話番号: 093-652-0334
- 料金: 300~1,000円
- 所要時間: 1~3時間
14.関門トンネル人道【北九州エリア】
関門海峡東部の早鞆の瀬戸には、
関門トンネルと新関門トンネルの2本の海底トンネルが海底を、
関門橋が海峡の上を通っています。
新関門トンネルと関門橋は、それぞれ山陽新幹線、中国自動車道なので、
人が歩いて通ることはできませんが、
関門トンネルは2重構造になっていて、上が関門国道トンネル、下が関門トンネル人道となっており、
関門人道トンネルは、人が歩いて早鞆の瀬戸を渡ることができます。
船でさえ通り抜けることが困難な早鞆の瀬戸を、
海を歩いて渡ることが出来る人道トンネルは、世界的にも珍しいものとなっています。
和布刈神社近くにある門司側の入口から地下約60mまで降りて、
対岸の下関側までの距離は780mとなっていて、
福岡県と山口県の県境をトンネル内でまたぐことができます。
1958年に21年の年月をかけて完成した、下関と門司をつなぐ関門トンネル。
歩いて、約15分で渡ることができますよ。
トンネルの壁には、海草や魚、天井には朝、昼、夕、夜の空が描かれているので、
それらを見ながら歩くのは楽しいですね♪
■ 基本情報
- 名称: 関門トンネル人道
- 住所: 北九州市門司区門司
- アクセス: 門司港駅からバスで「関門トンネル人道口」下車
- 営業時間: 6:00~22:00
- 電話番号: 083-232-2811
- 料金: 歩行者無料、自転車・原付20円
- 所要時間: 30分~1時間
- 公式サイトURL: http://www.kanmon.gr.jp