ノルウェーの最大の魅力といえば雄大な自然が誇る『フィヨルド』でしょう。『フィヨルド』なしにノルウェーを語ることはできません。

その中でも『ガイランゲルフィヨルド』（Geirangerfjord）はその美しい景観から「フィヨルドの真珠」とも評され、数あるフィヨルドの中でも、「これぞフィヨルド！」という荒々しくもダイナミックなフィヨルドです。ソグネフィヨルドの支流『ネーロイフィヨルド』と共に世界遺産に登録されています。
ツアーに参加して行く場合は、「ベルゲン」（Bergen）から訪れるのが一般的です。

急勾配のジグザグ道「ゴールデンルート」を登ると、眼下に『ガイランゲルフィヨルド』の青い水面が見えてきます。氷河が削ったU字谷に海水が侵入したものです。フィヨルドでは、フェリーに乗って、神秘の峡湾を楽しんでください。
ガイランゲル～ヘレシルト間を結ぶ片道1時間のクルーズでは、標高1200メートル級の切り立った断崖絶壁が両側に迫り、「七人姉妹」と呼ばれる7筋の滝や酒瓶の形にも似た「求婚者の滝」などが見どころです。。落差300メートルもの無数巨大な滝の飛沫が体にかかるほどの迫力を体感していただけます。

世界最大（長さ204キロメートル、深さ1308メートル）の、ソグネフィヨルド最奥部の支流が『ネーロイフィヨルド』(Nerofjord)です。高さ200メートルの断崖絶壁をなす両岸の幅は、狭いところでは250メートルもありません。

ソグン・オ・フィヨラーネ地方（Sogn og Fjordane）にある「ブリクスダール氷河」、標高1500メートルのところにある「ダールスニッバ（Dalsnibba）展望台」やガイランゲルから約2キロメートルの眺望の美しい「フリーダールスユーエ（Flydalsjuvet）展望台」があります。フリーダールスユーエには、ガイランゲルがお気に入りでよくお忍びで訪れるソニア王妃から2003年に寄贈された、フィヨルド・シート（木と石で作られたイス）があり、ガイランゲルフィヨルドの絶景をのんびり座って眺めることができます。

【動画】で壮大な自然をお楽しみください。