【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【2】タクツァン僧院(ブータン・アジア)

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タクツァン僧院 ~ブータン~

穏やかなブータン人に「幸せの国」を実感!

ヒマラヤのシャングリラ(桃源郷)として知られる仏教王国、ブータン。2011年にはブータン国王夫妻が来日され、「旋風」を巻き起こされたことでも記憶に残ってる方も多いのでは。
一躍、「幸せの国」としてブータンの名は広まりました。

bhutanブータンは、20世紀後半まで鎖国状態だったため、手つかずの自然と自給自足を基盤にした生活文化が残っています。中国とインドの2大国に挟まれていますが、インド文化の影響は少なく、チベット仏教を国教とし、人々の暮らしには、篤く尊い信仰が根づいています。ブータン滞在中、「ゾン」や「ラカン」と呼ばれるお寺や仏塔をいろいろな所で目にし、熱心に参拝する人の姿も必ず目にされると思います。

ブータンで最大の見どころのひとつが信仰の聖地でもある『タクツァン僧院』。標高3000メートルの山肌に張りつくように建てられ、今も僧侶が修行している生きた僧院なのです。

断崖絶壁に建つ究極のパワースポット!

paro-taktsang『タクツァン僧院』は、その昔ブータンに仏教を伝えた高僧「パドマ・サンババ」が建立したとされ、「彼が虎の背中に乗ってここまで飛んできて瞑想した」という伝説が残っていて、その伝説から別名「虎の巣」(タイガー・ネスト)とも言われています。

この僧院のそばに行って拝むには、少し気合いが必要になります。というのも、道路がないので、バスは入れず手段は徒歩のみ。軽く登山をするつもりで、ひたすら九十九折の坂道を登って行きます。途中、第一展望台、第二展望台を経由し、最後に急な階段を下って、ようやく到着します。

贅沢に顔料と金粉を使った美しい寺院が断崖絶壁に溶け込んでいます。その不思議な光景は見る人、誰もを釘付けにします。印象的なのが無数の旗。よく見ると、お経が書かれていて、風ではためくたびに祈りが天に届くと言われています。

凛とした空気と厳かなオーラにしばらく佇んでいると、なぜか体が軽く、穏やかな気持ちになるのがわかります。
究極のパワースポットなのかもしれませんね。

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ワンポイントアドバイス
タクツァン僧院は見学や休憩も含め、往復で約5~6時間かかります。途中の展望台まで歩くだけでも(片道約45分)僧院の全景を眺めることができます。僧院内は撮影禁止。入口で貴重品以外はすべて預けなければなりません。男性は襟付きの服の着用が必要です。また、僧侶の体に触ったり、子供の頭をなでることは禁止されているのでご注意を。

ブータンへの行き方
主な入国経路は、ブータンの航空会社ドゥルック・エアーで、空路からパロに入るルートです。日本からは、バンコク経由がもっとも便利です。
これ以外にも、陸路で西ベンガルのインド平野でブータンとつながる南部のプンツォリンから入るルート(プンツォリンから首都ティンプーまで車で約6~8時間)、インドのアッサム州とつながるゲレフー(ゲレフーから首都ティンプーまで車で約10時間)やサムドップ・ジョンカルから入るルート(サムドップ・ジョンカルから首都ティンプーまでは約700キロメートルで、少なくとも3日程度)もあります。

タクツァン僧院への行き方
ツアーバスが入れるのは山の裾野まで。そこからは舗装されていない山道を2~3時間かけて歩いて行くことになります。ハイキングの行程は、途中急な箇所もありますが比較的平たんな道が九十九折になっているところが多く、登山初心者や高齢者でも歩きやすいのが人気です。途中2箇所にある展望台で休憩しながら僧院を目指します。

ツアーバスが入れるのは山の裾野まで。そこからは舗装されていない山道を2~3時間かけて歩いて行くことになります。ハイキングの行程は、途中急な箇所もありますが比較的平たんな道が九十九折になっているところが多く、登山初心者や高齢者でも歩きやすいのが人気です。途中2箇所にある展望台で休憩しながら僧院を目指します。

Taktsang trail, ブータン

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