ティカル遺跡 ～グアテマラ～

時が止まったかのような美しいオーラの神殿！

九州と北海道をあわせたくらいの小さな国、グアテマラには知られざる魅力がたくさんあります。マヤ文明最古の『ティカル遺跡』（Tikal ruins）もそのうちのひとつ。

紀元前300年から紀元800年ごろまでに建てられた大小3000もの遺跡を見るには、サルや野鳥の声が聞こえているジャングルのなかを歩きます。一番の見どころは「4号神殿」。急な階段を上がりきると、緑の樹海が広がる絶景が！「T号神殿」もときが止まったかのような美しい空間を保っています。遺跡近くのロッジに泊まったら、翌朝は日の出ツアーに参加してみてください。朝4時過ぎ、朝もやが消え太陽が顔を出すと、鳥が天へ舞い上がるかのようにいっせいに飛び立ち、神秘的な光景が広がります。

ワンポイントアドバイス
雨季はスコールやハリケーンが発生するとともに蚊も増えるので、ベストシーズンは11月～4月の乾季。遺跡は急な階段も多いので、はき慣れた歩きやすい靴を持参しましょう。帽子、サングラスのほか、夜は寒いので長袖のジャケットやカーディガンの用意もあった方がいいです。

ティカル遺跡への行き方
まず、日本からグアテマラの「グアテマラシティ」（Guatemala City）まで行きます。直行便はないので、一般的にはアメリカ経由で15-16時間ほどかかります。
グアテマラシティからは飛行機で約45分、バスなど陸路でも行けますが遠いので（バスだと約7時間半かかります）飛行機の方がおすすめです。
また、隣国ベリーズ（Belize）も近いので、ベリーズから訪れる人もいます。
マヤ文明はメキシコ南東部のユカタン半島からベリーズ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスにまたがる文明なので、国から国へマヤ文明を巡ってみても面白いかもしれません。