ヴォルカン国立公園/ブウィンディ原生国立公園 ～ルワンダ・ウガンダ～

絶滅危惧種のマウンテンゴリラに遭遇！

絶滅危惧種として知られる「マウンテンゴリラ」（Mountain Gorilla）。個体数は800頭とも900頭ともいわれますが、その半数がルワンダとコンゴ共和国に、残りがウガンダに生息するといわれています。ルワンダの『ヴォルカン国立公園』（Volcanoes National Park）、ウガンダの『ブウィンディ原生国立公園』（Bwindi Impenetrable National Park）では、保護されたマウンテンゴリラを観察するゴリラトレッキングが観光の目玉となっています。類人猿のなかでも最高に魅力的とされるゴリラ。その姿を至近距離で観察できる体験は、とにかくインパクト大！人間に慣れているゴリラなら、興味をもって近づいてきたり、触ってきたりすることもあり、体験者たちはみな「まさに感動のひととき」と口を揃えます。

類人猿ファンは必見！本来の姿がすぐそこに！

熱帯雨林に棲む野生のゴリラは、山のなかを毎日移動し、特定の巣もないため出没場所も決まっていません。出会いのタイミングは運次第。30分で会える場合もあれば、片道2時間以上歩く場合もあるので、覚悟して行きましょう。相手は自然・・・これも仕方ないですよね。

現地に行ったら、まず公園事務所でエントリーをします。一緒に行動するグループを決め、レンジャーのブリーフィングを受けたら、車に乗り込みトレッキングの入口へ。ぬかるみで泥だらけになったり、岩場を乗り越えたり、山歩きに慣れていない人にとってはかなりハードです。

しかし、そんな苦労もなんのその。ゴリラとの出会いの感動はほかの動物の比ではありません。疲れなど一瞬で吹っ飛んでしまうはず。ほんの数メートル先で昼寝をしたり、食事をしたり、親子でじゃれあったり・・・人間に共通するしぐさも多く、本当に愛らしい姿に癒されます。群れのボス、シルバーバックの存在感はさすがのひとこと。アフリカを語るにはゴリラトレッキングは欠かせません。

ワンポイントアドバイス
熱帯雨林のジャングルを歩くので、トレッキング用の靴＆服装が必要。ルワンダのヴォルカン国立公園では、ゴリラのほかにゴールデンモンキーのトレッキングも人気。興味がある人は、こちらもぜひ体験してみてください。

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ヴォルカン国立公園への行き方
日本からルワンダを訪れる場合は、ケニア経由・エチオピア経由・ベルギー経由が一般的で、まず「キガリ国際空港」（Kigali）を訪れます。（所要時間約17時間～20時間が目安）
キガリからヴォルカン国立公園まで、車で約2時間半ほどで到着します。

日本からルワンダへの渡航は査証が必要なうえ、国立公園への入場は手続きがいろいろあります。また、ジャングルの中のトレッキングがメインとなるため、個人で行かれるより、日本からのツアーに参加されることをおすすめします。

※ ウガンダは、地域によって異なりますが、危険情報レベル2（不要不急の渡航中止）と3（渡航中止勧告）が発出されています。
詳しくは外務省 海外安全ホームページでご確認ください。