【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【56】イタリアのパスタあれこれ -ショートパスタ編(イタリア・ヨーロッパ)

Pasta_eye

ショートパスタの種類もこんなに! ~イタリア~

パスタ料理だけでなく、サラダにも!

今回は、前回に続き「パスタあれこれ」のご紹介!今回はショートパスタ編です。

ショートパスタとは、文字通り「短くカットしたパスタ」で、種類はとても多く、形状を楽しむパスタでもあるんです。
ロングパスタ同様にいろいろなソースをかけたり、和えて食べたりと幅広い食べ方ができちゃいます!

【ペンネ】penne

ショートパスタの中で、ポピュラーなもののひとつで、円筒状の両端をペン先のように斜めにカットしたパスタ。ペンネにも表面が滑らかなものと、筋が入っているものがありますが、筋の入ったペンネは「ペンネ・リガーテ」(penne rigate)と呼ばれます。
両端が斜めにカットされているので、ソースが筒の中に入りやすく、味がしみこやすいのが特徴です。

《おすすめメニュー》
ペンネといえばこれでしょう!
唐辛子入りの辛いトマトソースのペンネ・アラビアータ(penne all’arrabbiata)。

PenneArrabbiata

【ファルファッレ】farfalle

蝶の形をしているショートパスタ。薄い部分は柔らかなのに対し、中心部分は歯ごたえが残る独特の食感が楽しめます。
トマトソース、オイル系、クリームソースなど、いろいろな味で楽しめるパスタです。サラダに入っていることもありますよね。

《おすすめメニュー》
トマトソースかぼちゃクリームソースなど。
オリーブオイルで和えるのもGood

farfalle

【フジッリ】fusilli

螺旋状の形をしたショートパスタ。日本でも見かけることが多く、英語名の「カール」や「クルル」と言った名称でも知られています。

《おすすめメニュー》
ドレッシングマヨネーズが絡まりやすい形状のため、サラダによく合います。他にもオイル系などのメニューもおすすめ。

Fusilli

【コンキッリェ】conchiglie

イタリア語で「貝殻」を表します。大きさは10mm~20mmのものが主流で、表面は貝殻のように筋が入っています。

《おすすめメニュー》
コンキッリェにあう料理方法は豊富で、サラダとして使われることもあれば、トマトクリームソースを絡めたりしても美味しいまた、煮込み料理に利用されることもあります。
Conchiglie

【ラヴィオリ】ravioli

大きさが3cm前後の四角形をした、中に詰め物が入っている生パスタ。中の詰め物は地方の数だけあると言ってもいいくらいさまざまな種類があり、肉やチーズ、野菜などを使います。
イタリアは、特に地元の物を大切にしているので、中の具材もその地方の特産物を利用することが多いようです。

Ravioli

【ニョッキ】gnocchi

ニョッキもショートパスタの一種だったんですね。
ニョッキは、ショートパスタの元祖とも言われるんだそう。当初、ニョッキはパンと牛乳、卵などで作られていたのですが、現在ではジャガイモと小麦粉で作られるのが一般的です。ただ、特にジャガイモと小麦粉という決まりはなく、フィレンツェではほうれん草を練りこんだりもします。また、他のイモ類カボチャなどを使う場合もあります。

Gnocchi

さて、2回にわたりご紹介しました、「パスタのあれこれ」いかがでしたか?
イタリア料理を食べに行った時、メニューでソースや調理方法でパスタがそれぞれ異なっているのは、こういった背景があったからなんですね

こんなグルメが楽しめる、イタリア(Italy)(ヨーロッパ)をぜひ訪れてみてください。

↓↓↓↓↓ロングパスタ編はこちら!↓↓↓↓↓
【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【56】イタリアのパスタあれこれ -ロングパスタ編(イタリア・ヨーロッパ)

プチ情報
一昔前まで、スパゲッティといえば「ミートソース」と「ナポリタン」が主流でした。でも、この「ナポリタン」、実は日本から始まったパスタ料理だとご存知でしたか?

ナポリタン」とは、スパゲッティをタマネギ、ピーマンなどの野菜と一緒にケチャップで炒めたパスタ料理。戦後まもなく、横浜にある1927年(昭和2年)開業の「ホテルニューグランド」で誕生したと言われています。

Napolitan

ナポリタン」という名前から、イタリアのナポリの料理だと思ってた人、多くないですか?実は、私もそう思っていました
実際、ナポリにはケチャップで炒めるスパゲッティ料理はありません。そもそも、アメリカ生まれのトマトケチャップが味付けの主役になることはほとんどなく、ピーマンやハムを入れることもありません。さらにもうひとつ加えると、辛味を加える「タバスコ」が入ることもないんだそうです。

ナポリタンのように見える料理は、「スパゲッティ アマトリチャーナ」(spaghetti amatriciana)(オリーブオイルで刻みタマネギとベーコンを炒め、白ワインとトマト水煮を入れて煮込むソースのパスタ)なのです。

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イタリア

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