【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【63】グラスゴーのポリッジ(スコットランド・ヨーロッパ)
風変わりな甘いお粥の朝食! ~スコットランド~
一度食べるとやみつきに!
スコットランドで『ポリッジ』(porridge)とは、「オートミール」を意味します。
水や牛乳で煮てお粥のようにし、朝食としてよく食べられているのですが、砂糖やジャム、はちみつやメープルシロップをかけたりすることも。
日本のお粥に砂糖などの甘味を加えるのと同じようなものなので、最初は違和感を覚える人も少なくありません。
「オートミール」(oatmeal)ってよく聞きますが、私は「オートミール」についてほとんど知識がありませんでした。
そこで、ここでちょっと「オートミール」についてのお勉強を。
最近、健康食品として注目されている「オートミール」。
この「オートミール」、和名は「燕麦」(えんばく)と言います。その他、日本では、オート麦やカラス麦とも呼ばれています。
これまた、健康食品として熱い注目を浴びている「グラノーラ」。
実は、このグラノーラはオートミールからできているのです。
オートミールに砂糖や蜂蜜などの甘味料と植物油をからめてオーブンで焼けば、「グラノーラ」のできあがり。
また、オートミールを水または牛乳でふやかし、果物やナッツを混ぜたシリアル食品が「ミューズリー」です。
う~ん、またまた新しい言葉です、「ミューズリー」。
これは一体・・・??
「グラノーラ」がオーブンで焼いたものであるのに対し、「ミューズリー」は非加熱のシリアル食品。
発祥の地はスイスだそうです。医師であったマクシミリアン・ビルヒャー=ベンナーが、アルプス山脈の山岳放牧の牧童の間に伝わる伝統的な食事から発想を得て、自身が経営するサナトリウムの患者のために考案したのが始まりだそうです。
さて、ポリッジに話題を戻しましょう。
スコットランドで食べられるポリッジは塩味が濃いのですが、基本的に何にでも合う食材です。
砂糖やジャム、はちみつやメープルシロップをかけることもありますが、ドライフルーツやナッツなどと一緒に食べてもGood
お粥に甘味
ということで、最初は塩味だけで食べる人も多いのですが、牛乳を注いで、砂糖をかけて食べてみると、何と不思議!
とろりとして、これがなかなか美味しいのです。
腸内環境を良くする働きがあり、日本でもヘルシーフードとして注目されています。
こんなグルメが楽しめる、スコットランド(Scotland)(ヨーロッパ)をぜひ訪れてみてください。
プチ情報
今回ご紹介した「ポリッジ」が、朝食としてよく食べられるスコットランド第一の都市「グラスゴー」(Glasgow)をご紹介しましょう。
世界的な芸術や伝統、建築を堪能できるスタイリッシュな都市、それがグラスゴーです。
グラスゴーは、スコットランドの首都「エジンバラ」から列車で約1時間。
都市から離れて、現代文化を体験したい方にオススメの街です。
受賞歴のあるバレル・コレクション、壮大なケルビングローブ博物館・美術館、先鋭的なデザインのリバーサイド博物館ではグラスゴーの交通の歴史が展示されていて、街中に20以上の博物館や美術館があります。
『バレル・コレクション』(The Burrell Collection)は、ポロック・カントリーパーク(グラスゴーの中心部から電車で10分ほど)内に位置する博物館。
ベリーニの聖母子像をはじめ、絵画、彫刻、ステンドグラスなど、海運王ウィリアム・バレル卿が世界中から収集した8000点以上の美術品を所蔵しています。
『ケルビングローブ博物館・美術館』(Kelvingrove Art Gallery and Museum)は、英国最大級の無料の博物館のひとつで、22の展示室に8,000点以上の豊富な美術品や歴史の遺物が展示されています。
ヴィクトリア様式の建築で、グラスゴーでもっとも美しい建物といわれています。
『リバーサイド博物館』(Riverside Museum)は、馬車から初期の自動車、機関車、スコットランドの初期のバスや路面電車まで、興味深い乗り物の歴史の旅が楽しめる「交通博物館」。コレクションは120年以上にも渡り、その中には世界に数台しか残っていない珍しいクラシックカーなどもあり、多くのファンが訪れています。
この博物館は、「ザハ・ハディド」(Zaha Hadid)女史の設計によるもの。
そうです、東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場の最初の設計案が採用された方です。
外観の写真を見てみると、納得ですね。
↓↓↓↓↓ ポリッジの本場グラスゴー スコットランド(Scotland)(ヨーロッパ)↓↓↓↓↓