【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【46】香港の臭豆腐(香港・アジア)
クセになる匂い ~香港~
この匂いはドリアンに負けない!
沖縄料理のひとつに「豆腐よう」があります。聞いたことがある方は多いと思いますが、実際に食べた方はそんなにいないかもしれませんね。
ちょっと匂いが強く、最初は敬遠する人が多いのですが、塩味の効いたチーズのようでもあって、お酒のつまみで食べるとクセになるんだとか。
私は全くダメだったんですけどね
実は、この「豆腐よう」、中国から伝わったものなんです。
腐乳(ふにゅう)というものがあります。腐乳はいったん豆腐にしてから、毛カビをつけて発酵させたものです。赤い色をしているもの、灰色っぽいものなどがあります。これは、調理に使ったりすると、なんともふくよかな厚みのある味になります。(ほんとかなぁ~・・・)
中国粥を食べに行くと、小さく切った腐乳が、副菜として出てきます。これが、沖縄の「豆腐よう」です。
この「腐乳」の一種で、非常に臭い匂いがしますが、クセになるという意見もあるのが「臭豆腐」(しゅうどうふ)。今回は、この「臭豆腐」についてお話しましょう。
豆腐を腐らせた「臭豆腐」は、華南のものと華北のものに大きく分かれます。
ひとつは、中国大陸、台湾、香港など、主に華南で食べられているもので、豆腐を主に植物性の発酵液に漬けて風味をつけたもの。主に屋台で売られていて、この臭豆腐を揚げたものを、ピリっと辛いタレにつけて食べます。屋台で売られているので、揚げた臭豆腐を紙で包んでくれるのですが、とにかく匂います!
ホテルに持って帰ろうとすると、断られるかも・・・東南アジアのホテルでは、ドリアンを持って入ることを禁止しているところも多いようですもんね。そのドリアンに、負けず劣らずの匂いだそうです。
もうひとつは北京など、華北で古くから食べられている腐乳(豆腐乳)の一種で、豆腐に毛カビを生やしてから、塩水に漬けて作ります。刺激臭が強く、塩辛いので、少量を粥にのせて食べたりなど、調味料として使います。
う~ん、今回のグルメは名物料理ですが、あまり食欲をそそるものではなかったかもしれませんね
でも、豆腐ようと同じように、何度か食べているとクセになってしまうのだとか。
香港や台湾へ旅行された際、思い切って一度トライしてみてはいかがですか?
こんなグルメが楽しめる、香港(Hong Kong)(中国)をぜひ訪れてみてください。
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プチ情報
記事の中にでてきた、強烈な匂いを発する「ドリアン」(durian)について、少しご説明しましょう。
ドリアンは「世界一臭い」食べ物として知られている一方、「フルーツの王様」ともいわれています。
ドリアンは、見てビックリ、匂いでビックリ、そして味わってビックリ!!
と、驚きの3拍子が揃ったフルーツなのだとか。ドリアンは、子供の頭ほどの大きさがあって、無数のトゲトゲに覆われています。果肉の匂いは強烈で、ここでかなりの方が脱落してしまいます。
しかし
ここから先に進めれば、次のステージでは至上の喜びが待っているそうです。(私は実際に食べたことがないので、何とも言えませんが・・・)
熟した果肉は全然酸味がなく、上等なクリームやカスタードクリームのような上品な甘さ。その味わいの豊かさから「フルーツの王様」と称えられています。
また、ビタミンAやリン、鉄分、カルシウム等が豊富で、栄養満点の果物なのです。
しかし、ご注意いただきたい点が1つ
アルコールとは一緒に食べないでください。東南アジアでは、アルコールと一緒に食べると死んでしまうといわれているそうですが、これは迷信っぽい。でも、実際に体調を崩した人もいるようなので、食べない方がよさそうです。
↓↓↓↓↓ 屋台で臭豆腐が食べられる香港(Hong Kong)↓↓↓↓↓