【一度は食べてみたい海外グルメ♪】旅行のプロおすすめ!料理&レストラン100【50】世界のコーヒー&ティー Part1
世界のコーヒー&ティー事情 Part 1
旅行をしていても、ボーッとする時間は必要ですよね。
そんな時に欠かせないのが、『飲み物』ではないでしょうか。
暑い時の冷たい飲み物、寒い時の温かい飲み物。特に、温かいコーヒーや紅茶は心身ともに癒してくれます。
今回は、世界で愛されているコーヒー&ティーのご紹介 Part1です。
旅行で訪れた時、ジュースばかり飲んでいないで、その国ご自慢のコーヒーやティーを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。
《ベトナムのコーヒー》
ベトナムはフランスの植民地であったせいか、コーヒーを飲む習慣があります。
知らない人もいらっしゃると思いますが、実はベトナムはコーヒー豆の生産地であり、輸出国でもあるのです。
ベトナムのコーヒーを飲ませてくれる喫茶店では、ペラペラのアルミの容器にコーヒーの粉を入れ、その容器をカップにのせ、熱いお湯を注ぎます。カップの底に、甘い練乳が入っているのが特徴。ポタリポタリとコーヒーの滴が落ちていくのを待ちながら、ゆったりとした時間が流れていきます。
《トルコの紅茶》
トルコでは、コーヒーよりも「チャイ」を飲んでいる人の方が多いようです。トルコはコーヒーだけだと思っていた人も多いかと思いますが、どこへ行っても小さなカップに入ったチャイがでてきます。
トルコの「チャイ」とは、紅茶のこと。日本人が想像するチャイ(シナモンなどの香辛料を加えたミルクティー)とは異なります。
実は、世界で最も紅茶が飲まれている国は「トルコ」なんです。う~ん、イギリスやインド、はたまたスリランカでもないんですね。
トルコを訪れたら、魚屋や肉屋のご主人が、お店の前や中でチャイを飲んでいる姿をよく見かけることでしょう。
トルコの人は、角砂糖を2つほど入れて飲むようです。
《モロッコのミントティー》
モロッコで飲まれているのは、「ミントティー」。どうして、あんなにミントの香りを強くするのだろうと思うくらい、強い香りがします。初めて飲んだ時は、歯磨き粉を口に入れたんじゃないかと思うほどの刺激があります。しかも、その上とにかく甘い
ポットに茶葉と一つかみの生のミントをねじ込み、さらに大量の砂糖を入れて、グラグラと煮立てるのですから、そりゃそんな味にもなります
でも、乾燥したモロッコでは、それが普通なんです。
《スリランカの紅茶》
スリランカは、世界でも有数の紅茶の生産国として知られています。
紅茶の島スリランカは、その昔「セイロン島」と呼ばれていて、「セイロンティー」として世界的に有名になりました。山一面に虹のように色鮮やかなサリーを身につけた女性が並び、薄緑の双葉を1つ1つ摘んでいきます。それが、工場に集められて、紅茶となるのです。
スリランカで人気の紅茶は「ウバ」(Uva)や「ヌワラ・エリア」(Nuwara Eliya)で、特に「ウバ」はインドのダージリン(Darjeeling tea)、中国のキーマン(またはキームン)(Keemun)と並んで世界三大銘茶の1つです。