【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】54.グレートリフトバレーのケニア湖水群水利システム(ケニア)
地殻がアフリカの大地を左右に引き裂く『グレートリフトバレー』。
『グレートリフトバレー』(大地溝帯)とは、イスラエル、ヨルダン国境の死海から紅海を経て、さらにはアフリカ大陸東部のエチオピア、ケニア、タンザニア、マラウイまでも続く、幅は約35キロメートル、長さは約7000キロメートルにもなる巨大な地球の割れ目、窪地なのです。
この巨大な大地溝帯は、独特な気候と生態系を生み出し、たくさんの動物たちがここに暮らしています。広大な自然が広がるこの地は、まさに動物たちの楽園です。
その大地溝帯の中には世界有数の塩水湖の『ナクル湖』、『ボゴリア湖』などがあり、特に『エレメンティナ湖』は、湖畔をピンク一色の染める400万羽のフラミンゴの生息地として有名です。世界最大級の野鳥の宝庫でもあります。
Kenya