【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】3.フマユーン廟(インド・アジア)【動画あり】
フマユーン廟(Humayun’s Tomb) ~インド ~
妃が最愛の帝のために建てた、タージマハルの原型!
中央アジアからインドにやって来て、のちに大帝国となるムガール朝を創始したのは、心優しい文人皇帝バーブルで、その息子が第2代皇帝フマユーンです。
反乱を起こされたフマユーンはいったんペルシャに落ちのびるのですが、15年後にペルシャの大軍の援助のもとに帰還し、ムガール朝を再建しました。しかしながら、この皇帝は再建の翌年、宮廷の図書館の階段から落ち、あっけなく死んでしまったのです。
フマユーン帝の王妃ハージ・ベグムが帝の死を嘆き悲しみ、彼女は亡き皇帝の思い出のために、帝国で最も壮麗な廟をヤムナー河の近くに、9年もの年月をかけて建設させました。それが、第2代フマユーンの霊廟です。
王妃の出身地であるペルシャ様式とインドの伝統建築を融合した最初のムガール様式建築で、白、黒、黄の3色の大理石がはめ込まれています。
また、赤砂岩で縁取りした建物の上には、高さ38メートルの白大理石造りのドームがそびえます。
この愛が込められたフマユーン廟は、「タージ・マハル」の原型となった美しい廟なのです。
ぜひ、世界遺産の「フマユーン廟(インド)」を訪れてみてください。
知らなきゃソン!旅のヒント
デリー(Delhi)、ジャイプール(Jaipur)、アグラ(Agra)は、ムガール帝国の夢の跡をたどることができる「ゴールデントライアングル」です。6日~8日あれば、各都市にあるムガール帝国時代の世界遺産を巡ることができます。
また、あと2日ほど時間があれば、カジュラホ(Khajuraho)、サーンチー(Sanchi)の世界遺産巡りもできます。
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