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- 【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】97.ルーネンバーグ旧市街(カナダ・北米)【動画あり】
【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】97.ルーネンバーグ旧市街(カナダ・北米)【動画あり】
ルーネンバーグ旧市街(Old Town Lunenburg) ~カナダ~
パステルカラーの家並みがメルヘンチック
ノバスコシア(Nova Scotia)州の州都
ハリファックス(Halifax)の南のリアス式海岸に、
ドイツ人プロテスタントの入植者により築かれた都市。
それが、ルーネンバーグ(Lunenburg)です。
タラ漁と造船で栄えた小さな港町で、船大工が建てた
骨太の木造家屋群が港に面して建ち並んでいます。
土地が狭く、山が迫るため、坂道が続く背後の傾斜地には、
淡いパステルカラーの家並みが立体的に広がっています。
湾を隔てた対岸から眺めると、メルヘンのような街並みが
青い海に映えて美しい風景です。
家々の装飾には、造船の残りの鉄材を利用しています。
ルーネンバーグ・バンプと呼ばれる、独特の形をした屋根窓がユニーク。
風見鶏が鶏ならぬタラの彫刻になっているのも、
タラで栄えた街ならではの光景です。
白壁に赤い屋根と土台のツートンカラーがみごとな
「ルーネンバーグアカデミー」は、つい最近まで
学校として、実際に使われていました。
『ルーネンバーグ』は、イギリスの植民都市として建設され、
ドイツやスイス、フランスなどのプロテスタント1453人が
移り住んだのが始まりです。
現在、2000人を超える住民が住んでいますが、ほとんどが
最初に移り住んだプロテスタントの子孫といわれ、
旧市街は建設当時の姿をそのまま残しています。