旧市街は格子状になっていて、これは典型的な18世紀の
イギリス植民都市のスタイルです。
「すべての道はまっすぐに、すべての曲がり角は直角に」という
思想のもとに計画されたのですが、地形をまったく考えずに
建設されたため、散策しているととんでもない急坂が出てきたりします。

道幅も決められていて、中心を走る幅24.4メートルのキング通り以外、
南北7本の通りは幅12.5メートルに、東西9本の通りは12.2メートルに統一されました。

保存されている伝統家屋は約400戸で、
ヴィクトリア王朝時代の建築の影響を受けています。
それらの家の多くは、船大工が建てたので、
家を塗ったのは船用のペンキ
赤、城、黄色、青など、とてもカラフルなのは、それが理由です。

ルーネンバーグは「北米で最も美しい街」と称されています。
海に面して建つカラフルな家、その家にある小さく四角い窓、
三角や四角の屋根・・・
これらは日本にはないもので、その光景を見ているだけで
異国情緒を感じます

ぜひ、絶景が楽しめる世界遺産の「ルーネンバーグ（カナダ）」を訪れてみてください。

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知らなきゃソン！旅のヒント
今回ご紹介した『ルーネンバーグ』があるのは、カナダのノバスコシア（Nova Scotia）州。
そして、そのノバスコシア州の州都は「ハリファックス」（Halifax）で、
ここも洗練された美しい街です。
ハリファックスから海沿いの道を通って、車で約40分ほど走ったところに
「ペギーズコーヴ」（Peggys Cove）という小さな漁村があります。

この村は、映画『ハナミズキ』のロケ地として、一躍有名になりました。

映画では、紗枝（新垣結衣さん）の父親（ARATAさん）が撮影した、
幼い紗枝と母の写真に写る灯台として登場しました。
そして、紗枝はもう一度自分を見つめ直すために、この地を訪れます。

ここ、ペギーズコーヴの灯台は、一面大きく広がる岩の上にあることで有名ですが、
カナダの中でも一番多く写真を撮られている灯台とも言われています。

映画『ハナミズキ』は、先にご紹介したルーネンバーグでも撮影されています。

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