サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街（Old Town of Santiago de Compostela） ～スペイン～

巡礼路の終着地

『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』（Santiago de Compostela）は、
スペイン西北端にあるガリシア州の州都で、
エルサレム、バチカンと並ぶ「キリスト教の3大巡礼地」とされています。

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路のゴールとなる
『大聖堂』（cathedral）には、12使途の1人「聖ヤコブ」が祀られています。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街の中心には、
オブラドイロ広場（Plaza del Obradoiro）があり、
それに面して、「サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂」
（Catedral de Santiago de Compostela）がつくられました。

そしてここは、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の終着地。
サンチアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路は、
フランスとスペインを貫く長いルートです。
終着地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう巡礼者たちは、
フランスを横切らなければならず、そのために複数の巡礼路がありました。
フランスからピレネー山脈越えの巡礼路が、世界遺産に登録されています。
複数ある各巡礼路は、スペインのプエンテ・ラ・レイナ（Puente la Reina）で
合流しますが、そこからサンティアゴ・デ・コンポステーラまで
さらに約800キロメートルもの道が続きます。