【一度は行きたい!旅行のプロおすすめ 絶景の世界遺産100】47.塔の高さに圧倒される クトゥブ・ミナール(インド・アジア)【動画あり】
デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群(Qutub Minar and its Monuments) ~インド~
石造りでは最も高い塔!
ニューデリー(New Delhi)中心部から南約16キロにある『クトゥブ・ミナール』(Qutub Minar)は、インドで最も高い石造建造物(高さ72.5メートル)で、赤砂岩でできているミナレット(モスクに付属する塔)です。
1200年ごろ、奴隷王朝の建国者であるクトゥブッディーン・アイバクが勝利の記念に建てたものです。「クワットゥル・イスラム・モスク」(Quwwat-ul-Islam-Masjid)に付属して建てられ、ヒンドゥ様式とイスラム様式が混在した様式となっています。
おそらくヒンドゥ教・やジャイナ教の寺院などを破壊し、その石材を使って建造されたもので、建築に携わった職人もヒンドゥ教徒であったと推測されています。
「クワットゥル・イスラム・モスク」(Quwwat-ul-Islam-Masjid)は現存するインド最古のモスクで、中庭に建つ、4世紀のグプタ朝時代建造の鉄柱(高さ7.2メートル、重さ6トン)は、1700年も経つのに錆びていません。純度98%という鉄で造られているからだという説がありましたが、実はそれが理由ではないのというのが最近の説です。しかし、とにかく驚異の鉄柱です
「クトゥブ・ミナール」(Qutub Minar)は、基部の直径が14.5メートル。5層の塔で、1層は被支配職人のヒンドゥ様式が混在しています。内部は、379段のらせん状階段が頂上まで続いています。(現在は入場禁止)
その他にも、敷地内には「クトゥブ・ミナール」よりももっと高い塔を建てようとして()途中で挫折した、「アラーイーの塔」(Alai Minar)の基盤や、マドラサ(学校)(madrasa)跡などが残っています。
ぜひ、絶景が楽しめる世界遺産の「クトゥブ・ミナール(インド)」を訪れてみてください。
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知らなきゃソン!旅のヒント
「クワットゥル・イスラム・モスク」の中庭に建つ「錆びない鉄柱」は、先に説明した通り、極めて純度の高い(純度98%)、つまり純鉄で作られていますが、それが錆びない理由ではない、という説が最近の調査でわかってきたようです。
1700年も経つのに錆びなかった最大の理由は、鉄柱の表面にコーティングされたリン酸化合物だという説がでています。
いずれにしても、古代インドの科学技術の高さがいかにすごかったか、ということを鉄柱は証明し続けています。
実は・・・
「錆びない鉄柱」をじっくりと見てみると、結構錆びが進行しているんだとか。
訪れた人はぜひ、ご自身の目でお確かめください
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