ホーエンツォレルン城ってご存知ですか？ドイツの古城なのですが、日本ではホーエンツォレルン城はあまり知られていません。ですが、ホーエンツォレルン城はノイシュヴァンシュタイン城、ハイデルベルク城と並ぶドイツ3大名城なんです☆
おとぎ話に出てきそうなホーエンツォレルン城、一度は行ってみたい！

１．ホーエンツォレルン城とは

ドイツ南西部のシュトゥットガルトから南へ60kmほどの街ヘヒンゲン。
11世紀創建のホーエンツォレルン城は、海抜855mの美しい円錐状の山の頂上に建っています。

古城の宝庫ドイツの中でも、山上にそびえる美しい姿で有名です。

ホーエンツォレルン家は、ドイツ皇帝やルーマニア国王を輩出した名門中の名門貴族。
このお城が建つシュヴァーベン地方がこの名家の発祥の地です。
城内には見事な家系図の間、書斎、王妃の間があり、
敷地内には新旧教の教会、宝物館、地下通路などがあります。

現在の城は、フリードリヒ・ヴィルヘルム4世がプロイセン王になる前の太子時代に再建を決め、
没後の1867年に完成したものです。

今も、ドイツ最後の皇帝であるヴィルヘルム2世の直系の子孫が所有しています。

２．ホーエンツォレルン城の見どころ

■雲海に浮かぶ「天空の城」

ホーエンツォレルン城は、「天空の城」と称されます。
お城が建っている山が雲海に包まれる姿は、その表現の通り、まるで天空に浮かぶ城のようで本当に幻想的！
おとぎ話に出てくるお城のようで、ドラゴンでも棲んでいるのではないかと思ってしまいます。

■家系樹の間

城内に入った玄関ホールには、樹形のホーエンツォレルン家系図が描かれています。
名家の歴史が感じられる空間です。

■伯爵の大広間

伯爵の大広間は、栄華の息吹を感じる豪華絢爛な造りです。 まさにお城という感じの趣ですね。

■王妃の間

「ブルーサロン」とも呼ばれる王妃の間。
呼び名の通り、黄金の天井・壁の部屋に配置された青の家具が目を引きます。

■宝物館

宝物館には、お城に伝わる巨匠の作品の数々が収蔵されています。
その中でも、フリードリッヒ大王の遺品や
142個のダイヤモンドを散りばめたちりばめた皇帝の冠は必見です！

■田園風景

ホーエンツォレルン城は山の上に建っているため、お城からの景色は抜群です。
辺りに広がる田園地帯を一望しながら、かつての王侯貴族の気分を味わってくださいね

３．ホーエンツォレルン城の住所、行き方・アクセス、営業時間・休館日、料金、地図など

住所：Burg Hohenzollern D-72379 Germany
行き方・アクセス：テュービンゲン駅からヘッヒンゲン駅まで、REで約25分。
駅前から城下までタクシーで約15分。城内までは徒歩約20分。シャトルバスの運行もあり
営業時間：3月16日～10月31日 9:00～17:30、11月1日～3月15日 10:00～16:30（12月31日は15:00まで、1月1日は11:00よりオープン）
休館日：12月24日
料金：城内ガイドツアー大人10ユーロ、学生8ユーロ、子ども5ユーロ（6～17歳）
電話番号：+49 (0)7471 2428
公式サイトURL：http://www.burg-hohenzollern.com/startpage.html

もしドイツ旅行で訪れることができたなら、
まるでファンタジー世界から抜け出したようなホーエンツォレルン城の絶景をぜひ味わってくださいね