兵庫県西宮市には、灘五郷のうち西宮郷と今津郷があり、
「日本酒のまち」として知られています。
その西宮市で、蔵開きイベント「西宮蔵開(くらびらき)2018」が開催されます。
各蔵元1日限りの開催、しかも1年に1度しかない貴重なイベント!
できたて、しぼりたての新酒が飲めます!!
日本酒に興味がある人も、あんまり興味がない人も、
この機会に日本酒に触れてみませんか?
灘五郷って?
「灘五郷」(なだごごう)とは、日本を代表する酒どころで、
西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の5つの地域からなります。
この地域は、酒造りに適した上質の酒米と上質のミネラル水が取れ、
寒造り(かんづくり:日本酒の仕込み方の一つで、気温の低い冬場に仕込むもの)に
最適といわれる「六甲おろし」(六甲山系から吹き降ろす強い山風)が吹き、
製品の水上輸送に便利な港があったことから、日本酒の名産地として栄えました。
灘五郷のうち、今回ご紹介する西宮市には、
「西宮郷」と「今津郷」が位置しています。
西宮蔵開2018とは?
『西宮蔵開2018』とは、2018年2月~3月にかけて、
西宮市内にある6つの蔵元が自社の敷地や酒蔵を開放し、
できたての新酒を味わいながら、より”西宮の日本酒“に
親しんでもらうことを目的としたイベントです。
各蔵元、週末1日限りの開催、しかも1年に1度だけの開催です
お酒の試飲は有料ですが、入場は無料なので、気軽に出かけられますよ。
『西宮蔵開2018』に参加する蔵元は、
寳娘(大澤本家酒造)、徳若(万代大澤醸造)、白鹿(辰馬本家酒造)、
日本盛、大関、白鷹の6カ所。
順に紹介していきましょう~♪
【寳娘(大澤本家酒造)】
大澤本家酒造は小さな造り酒屋です。
小さいからこそ繊細な酒造りが可能で、出来たてホヤホヤの新酒を提供してくれます。
今年も本生新酒の「しぼりたて生原酒」と「にごり酒」が堪能できますよ!
- 日時:2018年2月3日(土)11:00~16:00
- 会場:大澤本家酒造
- 内容:創業250年の伝統の酒「しぼりたて新酒」無料試飲&灘五郷唯一の木造蔵見学
- アクセス:
※ 阪神「西宮」駅より南東へ徒歩約20分
※ 阪急「西宮北口」駅より阪急バス「朝凪町」下車北へ徒歩3分 - ホームページ:大澤本家酒造
【徳若(万代大澤醸造)】
徳若の「しずく酒」は、機械を使わず
酒袋から滴り落ちる「中汲み」を無濾過のまま、瓶詰めし熟成しています。
華やかな風味とまろやかさの両方を兼ね備えたお酒です。
また、自家製の新酒酒かすの販売もありますよ。
- 日時:2018年2月10日(土)11:00~16:00
- 会場:万代大澤醸造
- 内容:しぼりたて新酒堪能、試飲有料(一部無料)
- アクセス:
※ 阪神「西宮」駅より南東へ徒歩約20分
※ 阪急「西宮北口」駅より阪急バス「朝凪町」下車北へ徒歩約3分