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【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】66.ラパヌイ国立公園(イースター島・チリ)
『ラパヌイ国立公園』は、チリの本土から太平洋へ西に約3,700キロメートル沖に浮かぶイースター島にあるチリの国立公園で、南太平洋に浮かぶ絶海の孤島です。「ラパヌイ」とは現地語で「大地」を意味しています。
「モアイ像」は、ポリネシア系住民が10~16世紀も、祖先を崇拝して村を守るために祭壇アフに建てた像だと言われています。高さは4~20メートル、重さは20~200トン。像の多くは海を背に、集落がある内陸の方向を向いて立ち並んでいます。16~17世紀には部族間の争いで倒され、霊力が宿るとされる目が取り外されました。
「アナケナ」には赤い帽子のようなプカオをかぶったモアイが並び、夕陽が美しい「アフアキビ」では7体のモアイが珍しく海を向いています。
モアイの製造所だった石切り場の「ラノララク」は火口湖跡で、モアイ400体ほどが造りかけのまま放置されています。なお、モアイ像は目の部分に綱をつけて「像の右側を前に進めたら、次に左側」というふうにゆっくりとひきずりながら、各地のアフに運ばれたとも言われています。
世界の七不思議と呼ばれるモアイ像ですが、なぜそこに造られたのか本当の理由は未だわかっていないという神秘的なものでもあります。
イースター島