日本三大名園の1つ 金沢『兼六園』観光の見所・おすすめスポットを徹底ガイド

金沢芸妓お座敷体験

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金沢三茶屋街で、芸妓さんたちよる唄や踊りの鑑賞と、
お座敷遊びが体験できます。
一見さんお断りの金沢三茶屋街で、
気軽に、ほんものの芸にふれられる貴重な体験はぜひ、おススメです!
対象は高校生以上、予約が必要です。

■ 基本情報

【加賀の和菓子】お土産にも一押しの和菓子を最後にご紹介!

麩まんじゅう (加賀生麩処 茶庵)

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伝統の加賀生麩の専門店。製造元は「麩金(ふうかね)」。
生麩であんを包んだ「麩万寿」は、他では体験できない
むっちりとした食感のおまんじゅう。
低カロリーでヘルシーな、和スイーツとして人気です。
生笹のいい香りもする麩まんじゅうは、こしあん以外にも
つぶあん、梅、栗、きんかんなどがあります。

煎茶orほうじ茶付き麩まんじゅうセット330円~。
店内に喫茶スペースを設けていますが、店先の長椅子でいただくのも風情があって◎!

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■ 基本情報

  • 名称: 加賀生麩処 茶庵
  • 住所: 石川県金沢市長町2-4-34
  • アクセス:JR金沢駅よりバスで香林坊下車、徒歩7分
  • 営業時間: 9:00〜17:30喫茶:9:30〜16:30
  • 定休日: 毎週水・木曜日(年末年始・GW・お盆除く)
  • 電話番号: 076-263-4128
  • 公式サイトURL:http://www.fukane.co.jp/

日本神話ゆかりの「鶺鴒島」

難しい漢字ですね。これは、「せきれいじま」と読みます。
日本神話にでてくるイザナミノミコトとイザナギノミコトが、
男女の関わり方について鶺鴒から学んだ、という話にもとづいてこの名前がつきました。
「男女の関わり」って何だろう?と気になりますね。
おそらく「男女の営み」のことだと思われます。

高さ3mほどの明神鳥居が立ち、
そのまわりには、陰陽石、相生の松、五重の石塔が配置されています。
これは、誕生、結婚、死を表しており、
人の一生が表現されていると言われています。
ちなみに、陰陽石は女性器と男性器を象徴するものとして作られた造形物なんですよ。

紅葉の「山崎山」

簡単に言うと人口の山です。
小さな築山で、徒歩3~4分、階段を登って行くと頂上に着きます。
低いですね~。高さ9m、周囲160mほどの山ですからね。
加賀藩によって、金沢城の守りを固めるために作られたと言われています。

山は紅葉にかこまれているので、秋はとてもきれいなんです。
別名「紅葉山」とも呼ばれています。
SNSに、きれいな写真がたくさんアップされてますね。
「行ったら絶賛!」と言われる山崎山。
山腹には白川御影石で作られた「五重の塔」があります。

呈茶と和菓子の「時雨亭」

こちらは、加賀藩5代目藩主が作業事務所にしていた場所を
城内に移転したことにともない、跡地を御亭にしたものと言われています。
「御亭」とは、今でいう別荘のようなものでしょうか。
その後、6代目藩主の時代に建て替えられたと言われています。

現在の時雨亭は、2000年に復元されたものです。
庭園を眺めながら休憩することができる、憩いの場となっているんです。
和菓子と呈茶(ていちゃ)を堪能できます。
「お煎茶と和菓子」が310円、「お抹茶と和菓子」が720円となっています。
散策でちょっと疲れたら、ここで休憩してみてください。

ひょうたんの様だから「瓢池」

兼六園の中で、もっとも古くからあると言われている池なんです。
広さは、霞ヶ池の次に大きい池になります。
池の真ん中の形がひょうたんの様になっていることから、
瓢池と言われるようになったそうです。
残念ながら現在はひょうたんの形をしていません。
ちなみに、瓢(ひさご)はひょうたんの事です。

池の中には、不老長寿の島「神仙島」を表した大小2つの島があります。
池の中島にある六重の塔が「海石塔」と言われます。
これは、加藤清正が朝鮮出兵から持ち帰ったものだという説など諸説あります。
この池にはカワセミが住みついています。
静かな庭園に響くカワセミのさえずりが極上の時間を演出してくれますよ。

静かに流れる「翠滝」

兼六園の中で最大の滝「翠滝(みどりだき)」です。幅1.6m、高さ6.6mです。
加賀藩5代目藩主が、夕顔亭に滞在するときに雰囲気を演出するために
作った滝だと言われています。
今の様にBGMを流すことなどできなかった時代、
滝を作っちゃうしかなかったんですね。

今では水量が多くないので、静かな滝となってしまいました。
当時の文献を見ると「轟音を立てて水が流れる翠滝」と書かれているので、
当時の姿を想像しながら楽しみましょう。
池を挟んで茂みの奥に見える滝なので、
「滝に打たれよう」なんてことはできませんからね。

兼六園のベストシーズン

兼六園の春と言えば、何といっても桜ですね。
約11万平方メートルの敷地に約40種類の桜の木が420万本も植えられています。
「40種類もあったんだ!?」って驚きますね。
ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヒガンザクラなど名前をあげたらきりがありません。

そんな兼六園でもっとも有名な桜が「兼六園菊桜」です。
先ほどもご紹介しましたが、特徴は、花びらの数が多いこと。
名前からも分かる通り、菊の花をイメージすると分かりやすいと思います。
桜でありながら花びらが多いので「これ桜?」ってなっちゃいますね。

桜シーズンは、入園料が無料となり夜間のライトアップも見る事ができます。
開園時間もよる9時30分までと延長されますよ。

近年の夏は、ここ金沢でも暑い日が多くなりました。
かき氷の暖簾を見つけるとついつい手が出てしまいます。
園内は、草木が活気にあふれ、青々としています。
自然に囲まれた園内を散策しているあいだは、自然の涼しさを感じることができそうです。
翠滝など水の流れる音が涼しさを倍増させてくれます。

松尾芭蕉が、この地に滞在したことは知られています。
当時の記録をみると、8月終わりまで滞在していたことが分かります。
園内に松尾芭蕉の句が書かれた碑があります。「あかあかと 日は難面も 秋の風」。
8月で秋の風ですから少し早いようにも感じますが、
園内の涼しげな気候がそういう思いを抱かせたのかもしれませんね。

言わずもがな。紅葉の季節です。国指定の特別名勝とされています。
10月から11月にかけて、紅葉がどんどんきれいになっていきます。
例年、たくさんの見物客が訪れます。
肌寒い季節ですから、上に羽織るものをもって出かけてくださいね。

10月に「桜」が見れるって知ってましたか?
兼六園では、この時期に咲く「桜」があるんです。十月桜と呼ばれています。
ほかにも、9月には「中秋の名月鑑賞会」が行われます。
月を眺めながら、加賀百万石の歴史を感じずにはいられません。

11月になると、兼六園では木々を守るために「雪吊り」という作業を行います。
これは、冬の風物詩として見物客を楽しませてくれます。
「雪吊り」とは、雪の重みで木が倒れたり、だめにならないよう、
あらかじめ縄をつかって木を補強する作業のことです。

12月になると、いよいよ冬本番です。
近年は暖冬の影響か、雪の降る日が減ってしまいました。
12月31日~1日は無料で入園できます。大晦日と元旦は夜間も開園されています。
そして年が明け、雪が本格的に降りだすと、
これまで見てきた兼六園とは、また違った一面を楽しむことができます。

兼六園は、広大な土地に四季折々の楽しみを内包した、日本を代表する庭園です。
春、夏、秋、冬、それぞれに押さえておきたい見所がたくさんあります。
日本の素晴らしさを日本人だからこそ味わっておきたい、
そんな思いとともにお出かけください。

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