金閣を中心とした庭園や建築は、
この世に極楽浄土をあらわしていると言われています。

この庭園は、禅宗式の「池泉回遊式庭園」で、
池泉の周囲を歩いて回る形式の庭園です。
背後には衣笠山（きぬがさやま）が、まるで風景の一部のようにそびえ、
庭園の中心である鏡湖池（きょうこうち）はほぼ円形で、西側には出島が半島状に伸びています。
池泉内には葦原島（あしはらじま）や淡路島、鶴島に亀島といった大小様々な中島や、
有力大名が献納した細川石や畠山石、赤松石、
さらには明の洞庭湖から取り寄せた九山八海石などといった各地の名石が巧みに配されています。

金閣寺は、四季それぞれに異なった姿で私たちを楽しませてくれます。

金閣寺（鹿苑寺）の基本情報

• 住所：京都府京都市北区金閣寺町1
• 電話番号：075-461-0013
• 公開時間：9:00～17:00（年中無休）
• 参拝料金：大人（高校生以上）400円、小・中学生 300円
• アクセス：JR京都駅から市バスで「金閣寺道」下車。所要時間：約40分。
• 公式ホームページ：金閣寺

★ 日本美の感性が匂う和の空間【鶴屋吉信 本店】

京都といえば、やはり「和菓子」ははずせません。
京都には老舗の和菓子屋さんがいくつかありますが、
ここでは「鶴屋吉信（つるやよしのぶ） 本店」をご紹介します。

鶴屋吉信本店は、京都・西陣エリアの堀川今出川にあり、
創業は1803年（享和3年）。
200年以上の歴史を誇る、老舗中の老舗 和菓子店です。

1992年（平成4年）竣工の建物には、京都の「町家」の様式を生かし、
数寄屋（すきや）建築の粋を採り入れた
日本美の感性が漂う「和の空間」が広がります。

これぞ京菓子にふさわしい、こころ和む空間といえます。

「松の寂」は、「マ○コの知らない世界」でも紹介された和菓子。
冬の松の木に雪がしんしんとふる様子を、
スリコハクに丹波大納言小豆をあしらって表現しています。
販売期間は11月中旬～1月下旬、京都本店の限定商品なので
なかなか口にする機会はないかもしれませんが、一度食べてみたいですね。

鶴屋吉信 京都本店の基本情報

• 住所：京都府京都市上京区今出川通堀川西入る
• 電話番号：075-441-0105
• 営業時間：
  ※ 1階 店舗　9:00～18:00
  ※ 2階 菓遊茶屋/お休み処　 9:30～18:00（ラストオーダー17:30）
• 定休日：
  ※ 1階 店舗　元日/水曜日の一部
  ※ 2階 菓遊茶屋/お休み処　毎週水曜日（祝日の場合は営業）
• アクセス：
  ※ 地下鉄「今出川」下車　西へ徒歩約10分
  ※ 京都市営バス「堀川今出川」下車　西北角
• 公式ホームページ：鶴屋吉信 京都本店

★ 見ているだけで楽しい【UCHU wagashi】

京都といえば、先にご紹介した「鶴屋吉信」に代表されるように
名だたる老舗和菓子店が多くありますが、ここでご紹介する
「UCHU wagashi」は、これまでにない現代的なデザインの和菓子（落雁）を提供しています。