【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】15.イスファハンのマスジェデ・ジャーメ(イラン)
『マスジェデ・ジャーメ』とは「金曜モスク」の意味で、771年に創建されたイスラム世界最古のモスクです。このモスクは、『イマーム広場』北端からうなぎの寝床のように延びるバザールを通り抜けると、バザールと一体化したように現れます。
セルジューク朝時代に高さ20メートル、直径10メートルという当時のイスラム世界では最大の南ドームが完成。その後もティムール朝、サファーヴィ朝と代々の王朝に引き継がれて、北のドームや中庭に4つのエイヴァーン(玄関)などが造られました。
そこから、さらに拡張が繰り返されたため、イランの様々な建築様式が混在しています。
Esfahan