北京近郊と河北省、南京、瀋陽には、明と清王朝の歴代の皇帝などの陵墓群が散在しています。
『明十三陵』は現存する中国最大の陵墓群で、明王朝13代の皇帝の墓を守る武官、文官やゾウ、ライオン、ラクダ、キリンなど18対の石像が神路に並んでいます。
十三陵最古、最大の長陵は万里の長城を修復し、明最大の判図を築いた『3代永楽帝の墓』。
『13代万暦帝の定陵』は、延べ数千万人を動員した総大理石の豪華な地下宮殿が墓室になっています。
清朝歴代皇帝の壮大な陵墓群は、北京を取り巻く河北省にあります。
『清東陵』は康煕(こうき)・乾隆帝(けんりゅうてい)や西太后ら、『清西陵』には5代雍正帝(ようせいてい)や珍妃など無数の陵墓が点在しています。
明十三陵