◇ ツタに覆われたレトロビル！青山ビル ◇

大阪・北浜にある「青山ビル」は、
1921年（大正10年）、高級食材店を営む野田源次郎氏の個人邸として
スパニッシュスタイルで建築されました。

館内には、大正時代のイタリア製ステンドグラスやガラス窓が現存しています。
また、階段の手すりはねじり細工で作られていて、
食堂（現在は珈琲店）のマントルピースや、葡萄模様の施された梁など、
現在では復元不可能なものが多く残っていて、
いずれも近代建築史上貴重なものとなっています。

現在の青山ビルは建物全体がツタに覆われ、四季折々の風情を見せてくれます。
このツタは甲子園から株分けしてもらったもので、
裏庭も現存し、少彦名神社の神木と兄弟木である楠や銀杏の木が植えられていて、
都会の中とは思えない風景が広がっています。

青山ビルの基本情報

• 住所：大阪府大阪市中央区伏見町2-2-6
• 電話番号：06-6231-6397（青山ビル管理事務所）
• 館内見学：一般の方の見学・来館は事前に電話、もしくはメールで連絡をお願いします（見学無料）
• アクセス： 
  ※ 京阪本線・地下鉄堺筋線「北浜駅」⑥番出口　徒歩約1分
  ※ 地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」⑪番出口　徒歩約6分 
• 公式ホームページ：青山ビル 

いかがですか？

大阪市内の真ん中にこんなレトロなビルがあるなんて、知りませんでした。
大正時代の雰囲気を味わいに出かけてみてはいかがでしょうか？

ガスビル食堂もいいですね～。
ちょっとおしゃれして、本格フレンチを楽しむ・・・
そんなゆとりのある時間を過ごしてみるのも、たまにはいいんじゃないでしょうか。

時代をさかのぼって、タイムスリップ感を楽しめる『ガスビル食堂とその近郊のレトロビル』をぜひ訪れてみてください。

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