旅行のプロが選ぶ 世界のベストホテル100選 【76】:ラッフルズ シンガポール(シンガポール) 【永久保存版】
ラッフルズ シンガポール Raffles Singapore
「ラッフルズ シンガポール」は、シンガポールのシンボルともいえる、
イギリス植民地時代の雰囲気を色濃く残す美しい白亜のコロニアル調の建物で、
超有名なオールスイートタイプの名門ホテルです。
世界屈指の名門ホテルの「ラッフルズ シンガポール」では、
いつも優雅な時間が流れ、訪れる人をみな虜にしてしまう魔法の空間が広がっています。
「ラッフルズ シンガポール」には、長い歴史と伝統が刻まれています。
1887年アルメニア人のサーキーズ兄弟が開業、
当初は目の前がビーチであったため「ビーチハウス」という名前でしたが、
「近代シンガポールの父」と呼ばれるトーマス・スタンフォード・ラッフルズ卿の名前を冠して改修と拡張を続け、
1899年には現在の原型となるコロニアル様式の建物が完成しました。
幾度かの経営再建や第二次世界大戦時に日本軍の宿泊施設「昭南旅館」になるなど苦難の時期もありましたが、
シンガポールの歴史とともに歩み続けてきました。
開業100周年となる1987年には、建物がシンガポール政府により歴史的建造物にも指定されています。
チャーリー チャップリン、ジョセフ コンラッド、ルドヤード キプリングなど多くの著名人に愛され、
世界各国の顧客から高い評価を得ています。
サマセット モームが“東洋の真珠”と称賛したのは有名です。
日本では、村上龍の小説“ラッフルズホテル”の舞台となったことでもご存知の方が多いのではないでしょうか。
また、シンガポールのシグネイチャー カクテル“シンガポール スリング”は、
ホテル内のLONG BAR ロング バーで生まれました。
客室は、アンティーク調の家具で彩られエレガントな雰囲気が漂います。
ホテル内の10軒のレストラン&バーも充実しています。
大人気のラッフルズホテル「ティフィンルーム」でのハイティー
本館1階、ロビー横にある「ティフィンルーム」はホテル内で最も古いレストランで、
毎日15:00~17:30までビュッフェスタイルのハイティーが楽しめます。
凄い人気なので、予め予約した方が無難です。
ラッフルズホテル名物 シンガポール スリング
チェックインを済ませると、ウェルカムドリンクとしてシンガポール スリングが振る舞われます。
このホテルのバーテンダー、ニャン トン ブーンが1915年に生み出したジンベースのカクテルで、
本家本元のオリジナルカクテルはホテルアーケード2階にある「ロング・バー」でも飲むことができます。
宿泊しなくても、「ティフィンルーム」や「ロングバー」その他の有名レストラン、
隣接するラッフルズ ホテル アーケードを訪れるだけでも、
世界を代表するホテルの片鱗に触れてみてはいかがでしょう?
シンガポールのお土産に最適! ラッフルズホテルのカヤジャム
また、ココナッツミルクと卵、砂糖を煮詰めて作ったカヤジャムを
トーストに挟んだカヤトーストはシンガポールを代表する朝食のメニューです。
なかでもラッフルズホテルのカヤトーストは有名で、お土産としても大人気の逸品です。
【ラッフルズ シンガポール(シンガポール) ホテル紹介動画】
【ラッフルズ シンガポール(シンガポール) への行き方・アクセス】
日本からシンガポールへは、主要都市から日本航空やシンガポール航空、その他LCCなど、
多くの直行便が運行しています。(所要時間:7~8時間)
シンガポール(チャンギ)国際空港から「ラッフルズ シンガポール」までは車で約20分。
空港からホテルへは、料金が非常に安いので(約20ドル)、タクシーがおすすめです。
ラッフルズホテルの名物、ターバン姿のドアマンが出迎えてくれます。
MRT(電車)を利用する場合は、最寄り駅はシティホール(City Hall)駅で、
料金は2.2ドル、所要時間は約40分です。
チャンギ国際空港(Changi Airport)駅
↓ 緑色のEast Westラインにて2駅、約14分
タナ・メラ(Tanah Merah)駅 乗り換え
↓ 緑色のEast Westラインにて9駅、約19分
シティホール(City Hall)駅
MRTシティモール駅から徒歩約3分。サンテック国際会議場まで約400m、
オーチャード通りへも地下鉄で3駅とビジネスにもレジャーにも便利なロケーションです。