3. 刀剣博物館
こちらの『刀剣博物館』では、
国宝に指定された数々の刀剣をはじめ、
刀装具や甲冑など約200点もの展示がされています。
平安末期のものもある
というのですから、驚きです!
明治に敷かれた廃刀令や敗戦により
GHQに没収されたことによる、
日本刀の海外へ散逸を危惧した有志により設立されました。
ちなみに、2015年に発売された
超人気オンラインゲーム「刀剣乱舞」のユーザーを
「刀剣女子」と呼び、
この言葉は2015年の流行語大賞にもノミネートされていましたが、
こちらの博物館には
「刀剣女子」がこぞって足を運んでいるそうですよ。
国宝では太刀銘延吉や国行など、
また重要文化財では、信房作の太刀など
どれも鎌倉時代や平安時代に作られた名刀ばかりです。
鎌倉時代にも日本刀は広く用いられており、
有名な源頼朝像で頼朝が帯びているのも日本刀です。
日本刀を見ていると、機能美というものが何なのか、
時代に淘汰されずに生き残ってきた
日本のデザイン美を知ることができます。
■ 刀剣博物館の基本情報
- 名称: 刀剣博物館
- 住所: 東京都渋谷区代々木4丁目25-10
- アクセス:京王新線「初台駅」から徒歩約7分
- 開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日: 毎週月曜日(祝日の場合開館、翌火曜日休館)・展示替期間・年末年始
- 入館料:一般 1,000円、会員 700円、学生(高校・大学・専門学校)500円(中学生以下 無料)
- 電話番号:03-3379-1386
- 公式サイトURL: 刀剣博物館
4. 小津和紙博物舗
ここでご紹介する『小津和紙博物舗』は、
施設「小津和紙」小津本館ビルの1階にあります。
施設「小津和紙」は、1653年(承応2年)創業、
東京・日本橋にある和紙の専門店で、施設「小津和紙」は
『小津和紙博物舗』(高級手漉き和紙および和紙関連小物の販売)、
「小津史料館」(小津和紙に関する古文書類などの展示)、
「小津文化教室」(書道や押し花、和紙文化などの日本文化と楽しく触れ合う場)、
および「小津ギャラリー」で構成されています。