東京ドームの座席表って見たことありますか?
読売ジャイアンツのホーム球場で日本初の全天候型球場ですが、
コンサート会場としてもよく使われ、
AKB48、ジャニーズ、海外のアーティストなどの
大物アーティストの公演場所として有名です。
抽選倍率も高く、やっと手に入れたプラチナチケットが届いて
喜んではみたものの、座席のことが気になります。
「列」とか「ブロック」とか「アリーナ」とか、
「1塁側」とか「3塁側」とかチケットに記載されていても、分かりにくいですよね。
その日に何が行われるかで多少席は変わりますが、これでバッチリ!
東京ドーム座席表の見方を解説したいと思います。
席の種類は4種類
上の図を見ながら解説していきます。
コンサートでは、必ず座席が指定されています。
その中でも、アリーナ席やスタンド席、という言葉を耳にします。
何度もコンサートに訪れている方には、当たり前のことかもしれませんね。
座席を名称ごとに分けておかなければ、座席を探すことがかなり困難になります。
そのために、座席の種類を名称で分けているのです。
よくテレビなどでも聞くことが多いのは、
「アリーナ席」や「スタンド席」ではないでしょうか。
その他にも、実はバルコニー席という席があります。
また、スタンド席は1階席と2階席に分かれていて、もちろん見え方が違います。
「アリーナ席」「スタンド席」ってどこ?
野球観戦の場合、選手がプレーする場所には
立ち入ることはできませんが、
コンサートでは、そこの場所を「アリーナ席」として
鑑賞することができます。
ステージは「アリーナ席」の外野方面に、
設けられているのが基本の形ですが、
公演によっては、真ん中にステージがあったり、
花道を設けている場合もあるようです。
また、野球を観戦する座席の場所は「スタンド席」と呼ばれ、
さらに、「1階席」「2階席」「バルコニー席」と分かれて呼んでいます。
コンサートを行う時のほとんどが、メインステージを前面に設置しています。
この場合は、野球のグラウンドにあたる部分に座席を設けています。
これが、「アリーナ席」ということです。
しかし、グラウンドに設置した座席なので、前後の高低差はなく、
立ち上がって観戦するには、後ろのほうが見えにくくなってしまいます。
つまり、アーティストのコンサートの場合、
1番近くで見ることができるのが基本的にアリーナ席、
その次がスタンド席の1階席となるわけですね!
アーティストさんによって、
席の配置や作りが変わったりするので、それも楽しみの1つです。
「1塁側」「3塁側」ってどっちがどっち?
野球に詳しい人は分かると思いますが、
そうでないと分かりづらいですよね。
まず、「1塁側」「3塁側」の位置について説明します。
ドームを縦に半分に分けて、1塁ベースがある方を「1塁側」、
3塁ベースがある方を「3塁側」と呼びます。
東京ドームでのコンサートチケットには、
必ず「◯階△塁側」というものが記載されています。
でも、いざとなるとどっちがどっち?なんてことにもなりかねません。
だいたいステージに向かって右側が、1塁側になっています。
しかしこれだけ広いと1塁、3塁側だけ理解していても、
座席を見つけることは難しいですね。
コンサートに行ったことがある、という人ならば
既に知っていたかもしれませんが、
実はコンサートチケットでも、1塁、3塁側という文字が
書かれているのですね。
もしも初めて訪れて、野球もよく知らなかった場合、
迷子になってしまいそうです…。
「1階席」「2階席」「バルコニー席」について
次に「1階席」「2階席」「バルコニー席」の位置について説明します。
スタンド席は、2段に分かれています。
下の方が「1階席」、上の方が「2階席」となります。
「1階席」と「2階席」の間に、
わずか4、5列ほどの「バルコニー席」があります。
「1階席」「2階席」「バルコニー席」では、入場ゲートが違ってきます。
東京ドームでは1塁、2塁と分かれているだけでなく、
1階、2階、バルコニーに分かれているので、
自分の座席を把握した上で会場入りすると、迷うことが少なくなります。
1階席と2階席の間に、バルコニー席があるのですね。
たしかに、最初の写真を見た感じでわかりますよね!
また入場ゲートのところから、席によって違ってきますので、
間違って違う入場ゲートに入らないように、注意が必要です。
「ブロック」「列」について
「アリーナ席」は、ステージ前方から
縦に「ブロック」分けされており、A、B、C、D、E、Fと分かれています。
Aが前方、Fが後方になります。
さらに横に1から19まで分かれています。
真ん中は「10」あたりです。
上の座席表↑を見てください。
「1~26」とか「27~47」とか書いてあるのが、
「列番号」を示しています。
さらに細かく「席番号」が付いています。
下に小さく数字が書いてあるのが、「席番号」になります。
「席番号」はホームベースの後ろを中心に、
左右に1番、2番・・・と続きます。
ステージがある外野のほうに近くなるほど、番号が大きくなるということです。
「ブロック」や「列」番号まで分かれば、あなたの位置、分かりましたよね?
東京ドームなどの大きな会場でコンサートが行われる際に、
必ずと言っていいほど自分の座席がわからない、という方が出てきます。
「ブロック番号」は座席のかたまり、
「席番号」はそのブロック内で、座席を特定するための番号です。
会場内にブロック割りの図が掲示されているので、現地でも確認しておきましょう。
この画像を見ていると、A席が一番見えやすいんだ!と思いますよね。
たしかに、基本的にはアリーナ席のA席は最もアーティストに近い、
いわゆる特等席のような場所です。
しかし、アーティストさんによっては、メインのステージ場所が変わったりします。
つまり、真ん中の辺りにステージが来る場合は、
その周りの方々が1番近いということになります。
チケットに記載されたゲートから入場!
入場するゲートは、座席の種類によって違っています。
当日、慌てないためにも、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
- 「アリーナ席」…「11ゲート」と「25ゲート」
- 「1階席」…「20~24ゲート」
- 「2階席」…「40ゲート」と「41ゲート」
- 「バルコニー席」…「30~33ゲート」
さまざまなサイトでは、東京ドームの座席表を
詳細に記したものもあります。
あらかじめ、チケットにも入場ゲートが記載されているので、
必ずチェックしておきましょう。
ゲート番号の10の位は、地上を基準とした階を表しています。
関係者出入口や荷物搬入の入り口ゲートもあるので、間違えないようにしましょう。
先ほども自分がとった席によって入場ゲートが違う、という
お話が出てきましたが、まさに上記のように書かれています。
自分は一体どのゲートから入ると一番近いのかということを、
あらかじめしっかり確認をして行かなければ、
「席から遠いゲートから入っちゃった!」ということになりかねません。