「裏見の滝」というと、ちょっと聞きなれないかもしれません。その文字が表すとおり、滝つぼの奥に行くことが出来て、裏側から滝が落ちる様子を眺めることができる、そういう滝を裏見の滝と呼んでいます。日本にはどういう裏見の滝があるのか、10選ご紹介してみます。
1.棚下不動の滝(群馬県)
日本の滝百選の一つ、棚下不動の滝。群馬県渋川市赤城町棚下にある滝で、雄滝と雌滝の2つの滝から成り立っています。裏見の滝は雄滝のほうで、裏側から滝を見ることができます。ただし現在は東日本大震災の影響で、滝の近くまで行く道は通行禁止となっています。
『棚下不動の滝(群馬県)』の住所、行き方・アクセス、連絡先
- 住所:群馬県渋川市赤城町棚下
- 行き方・アクセス:渋川駅から約25分
- 電話番号:0279-22-2111(渋川市役所商工観光部観光課)
- 参照サイトURL:http://www.mori-taki-nagisa.jp/100/waterfall/010.html
2.龍頭ヶ滝(島根県)
龍頭の滝は中国地方随一の名瀑で、こちらも日本の滝百選に選ばれています。
落差40メートルの雄滝と落差30メートルの雌滝とで成り立っていて、雄滝が裏見の滝となっています。
裏側には百畳ほどの岩窟があり、滝観音が祀られています。
『龍頭ヶ滝(島根県)』の住所、行き方・アクセス、連絡先
- 住所:島根県雲南市掛合町松笠滝谷
- 行き方・アクセス:松江道「吉田掛合I.C」より車で約15分
- 電話番号:0854-40-1054
- 参照サイトURL:http://www.jalan.net/kankou/spt_32383ab2040006223/
3.壇鏡の滝(島根県)
壇鏡の滝は日本の滝百選に選ばれているほか、
滝の近くで湧く湧き水が名水百選にも選ばれています。
隠岐では神聖な水とされています。
岩壁の壇鏡神社の両側に落差40メートルの雄滝と雌滝が流れていますが、
雄滝が裏に回り込んで見れる裏見の滝となっています。
『壇鏡の滝(島根県)』の住所、行き方・アクセス、連絡先
- 住所:島根県隠岐郡隠岐の島町那久1617
- 行き方・アクセス:西郷港から車で50分
- 電話番号:08512-2-1577(隠岐観光協会)
- 参照サイトURL:http://www.e-oki.net/KankoDetail.aspx?id=94
4.月待の滝(茨城県)
全国にある裏見の滝の中でも、最も行きやすいとされているのが月待の滝です。
「くぐり滝」「裏見の滝」という異名を持ち、
テレビドラマ「ガラスの仮面」の舞台になったことで有名になりました。
高さ15メートル、幅10メートルで、普段は二筋ですが、水量が増えると三筋になります。
『月待の滝(茨城県)』の住所、行き方・アクセス、連絡先
- 住所:茨城県久慈郡大子町川山1396
- 行き方・アクセス:JR下野宮駅から徒歩で20分
- 電話番号:0295-72-0285(大子町観光協会)
- 公式サイトURL:http://www.daigo-kanko.jp/?page_id=2861
5.鍋ヶ滝(熊本県)
お茶のCMロケ地となったことで一躍有名になった鍋ヶ滝は、裏見の滝の代表とも言える存在です。
マイナスイオンをたくさん浴びることができるスポットで、
滝は癒しの水のカーテンのようで涼を誘います。
ゴールデンウィークの期間は、ライトアップされていて、違った表情を見ることができます。
『鍋ヶ滝(熊本県)』の住所、行き方・アクセス、営業時間、おすすめ時期など
- 住所:熊本県阿蘇郡小国町黒渕下滴水
- 行き方・アクセス:JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行きでゆうステーション下車、タクシーで約15分
- 営業時間:9時~17時
- 電話番号:0967-46-2114(小国町情報課)
- オススメの時期:新緑、紅葉の時期
- 参照サイトURL:http://kumanago.jp/event/?mode=detail&id=430000004285&isEvent=1