【旅行のプロが選ぶ 死ぬまでに絶対行きたい世界遺産100】51.ブダペスト、ドナウ河岸、ブダ城地区、マンドラーシ通り(ハンガリー)
チェコの「プラハ」と並び、ハプスブルク帝国の副首都格だった『ブダペスト』は、エリザベート皇后(愛称シシィ)ゆかりの街です。彼女はウイーンよりブダペストを愛し、ハンガリー人にも敬愛されました。『エルジェーベト広場』、『エルジェーベト橋』などエリザベート皇后ゆかりの名前も多く残っています。
『ブダペスト』は中央をドナウ川が流れ、右岸の丘陵が続く城下町「ブダ」と左岸の平坦な商業都市「ペスト」が合併してできました。
ブダ側の『王宮の丘』にそびえる『マーチャーシュ教会』(尖塔の高さは88メートル)では、代々ハンガリー王の戴冠式が行われました。
『漁夫の砦』からは、高さ96メートルのドームと無数の尖塔が建つ、ネオゴシック様式の壮麗な『国会議事堂』と対岸のペスト地区を一望することができます。ブダペストの国会議事堂は館内も絢爛豪華で、「世界一美しい国会」ともいわれています。
夜は『くさり橋』などがライトアップされて幻想的な風景が広がり、特に『漁夫の砦』や『ゲレルトの丘』、『マルギット橋』などから見る夜景の美しさは「ヨーロッパ随一」と言われています。
ブダペスト