【必見!動画あり】大人女子にオススメ♪ 旅行のプロが選ぶ 世界の絶景100【4】アルザスワイン街道(フランス・ヨーロッパ)
アルザスワイン街道 ~フランス~
石畳のメルヘンチックな街並み!
フランス東部、ドイツと国境を接するアルザス地方はワイン産地として有名で、その品質は世界中の愛好家から高い評価を得ています。ブドウ畑はヴォージュ山脈の東斜面に沿って広がっていますが、その麓、南北約170キロメートルにわたっる道のりが『アルザスワイン街道』と呼ばれています。街道沿いに点在している100余りの村はどこもとってもメルヘンチック!「コルマール」を中心に「カイゼルスベルク」、「リボーヴィル」、「リクヴィル」などもぜひ訪れたい街です。石畳に沿ってカラフルな木組みの家が軒を連ねた風景は、まるで絵本のよう。ワインに興味のない人も、きっとワクワク、心が躍るはず!
ちなみに『コルマール』は、「小ベニス」とも呼ばれ、ジブリ映画「ハウルの動く城」の舞台になった街と言われています。街並みのメルヘンさがわかりますね。運河めぐりをするのも楽しいですね。
ワイン好きの方なら、村の至るところにある試飲カーヴは、ぜひ押さえておきたいですね。有料と無料がありますが、通常3~5種類ずつ試飲することができ、味の違いを堪能できます。もちろん、気に入ったワインがあればその場で購入できるので、日本に輸入されていないレアものを探してみるのも楽しいですね。
世界指折りの美しさと美味しさを誇るワインの産地!
旅の途中でお腹がすいたら、「Winstub」(ヴィンシュトゥブ)の看板を探しましょう。ここはワインと地元料理が気軽に楽しめる、日本の居酒屋のような店。料理はドイツの豪快さとフランスの繊細さ、両方のいいところがあり、片田舎とは思えないほど高いレベルの料理が味わえます。
ポピュラーなのは、塩漬けキャベツを白ワインで煮込んだ「シュークルート」ですが、それ以外でもほとんどはずれはないほど、美味しいです。ワインやビ―ルが進んじゃいます。季節を問わず、いつも美しい風景で迎えてくれるアルザスですが、寒くても大丈夫という方はクリスマスシーズンもオススメ!村中がイルミネーションで飾られ、とても華やかになります。クリスマスツリー発祥の地とも言われているので、マーケットではとてもセンスがよくかわいいリースやオーナメントが見つかります。
ワンポイントアドバイス
緑が美しいブドウ畑を見るなら、5月~6月に訪れるのがベスト。公共交通機関があまり発達していないので、いろいろな村を散策したい場合は、コルマールを拠点に連泊するのがおすすめです。そこから出ている観光バスを利用したり、日本語のツアーに参加もできます。
(解説は英語です)
アルザス地方への行き方
☆ パリからストラスブールへは、フランス国鉄SNCFが誇る高速鉄道「TGV」で約2時間30分。
☆ ストラスブールから列車で各村へ行くのが便利。ストラスブールからコルマールへは、約30分。