本場ソウルの名物鍋料理タッカンマリ ～韓国～

鶏を丸ごと煮込みスープにうま味をプラス！

タッカンマリ（タッハンマリ）（dakhanmari）とは、「タッ」＝鶏、「ハンマリ」＝一羽、という意味。特製鶏ガラスープで鶏１羽を丸ごと煮込んだ、素朴ながらもダイナミックな鍋料理です。美肌のもととなるコラーゲンやビタミンが豊富な鶏を丸ごと食べられるので、女性にも人気です。
辛いものがたくさんある韓国料理の中でも、タッカンマリはまったく辛くない料理。辛いものが苦手な人や子ども達でも安心して食べることができるメニューです。鶏を丸々煮ながら食べるので、鶏からにじみ出る旨みを堪能できるスープは絶品なのです

煮込み始めてしばらくすると、店のスタッフがトングで鶏を持ち上げ、ハサミを使って食べやすい大きさに切ってくれます。
この状態で食べごろになるまで待つのですが、その間にテーブルに置かれた調味料でタレを作ります。まず、唐辛子味噌のようなものをさらにたっぷり入れて、すり下ろしたニンニクを大さじ2杯くらい加えます。そこへ、しょうゆと酢を混ぜ合わせ、さらに3センチくらいに刻まれたニラを投入します。

鍋にキムチを入れるオプションがあるお店もあるようです。キムチは入れ放題のお店が多いのかな。
タッカンマリの具材はお店によって異なりますが、鶏のほか、5センチほどの長さに切ったネギ、トッポギ、砂肝などが入ります。食べ進むと、鍋底から薄く切ったジャガイモが出てくることも。シンプルな構成ながら、食材の奏でるリズムがいいですね♪

鶏はやわらかいのですが、肉質がしっかりとしていて、食べごたえがあります。トッポギは舌触りがなめらかで、砂肝はコリコリとしていて、１つの鍋で味だけでなく、いろいろな食感も楽しめます

最後にスープをつぎ足して、麺を入れ（）、タレをつけてすすります。
このシメは、ククス（うどん）というのが一般的！旨みたっぷりのスープで煮込むククスは、普通のククスとはひと味もふた味も違う味が楽しめます
もうこれでお腹いっぱいです。ごちそうさまでした

こんなグルメが楽しめる、ソウル（韓国）をぜひ訪れてみてください。

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プチ情報
「タッカンマリ」は、地元の人がお昼に食べたり、夜にはお酒を片手に食べたりする人気の料理です。東大門（トンデムン）市場のすぐ近くにある、「東大門タッカンマリ通り」には、そんなタッカンマリの専門店がズラリと並んでいます
人気の観光スポットにあって、足を運びやすいロケーションなので、美味しいタッカンマリを食べたい人は、ぜひここへお出かけください

東大門（トンデムン）（ソウル）

↓↓↓↓↓ 「タッカンマリ通り」のある東大門（Dongdaemun Market）（ソウル）↓↓↓↓↓